ブロンディのデボラ・ハリーはデヴィッド・ボウイが局部を見せてきた出来事について語っている。
デボラ・ハリーは2019年に刊行された回想録『フェイス・イット』でこの逸話を明かしていた。
デボラ・ハリーは次のように述べている。「ある時、デヴィッド・ボウイとイギー・ポップはコカインを探していた。ニューヨークでのツテが突然ダメになって、彼らは困っていた」
「友人が私に1グラムくれたんだけど、私はほとんど手を付けていなかった。コカインはあまり好きじゃなかった。神経過敏になってイライラするし、喉にも影響が出てくる。だから、大量のコカインを上の階に持っていったら、彼らは一気に吸っていた」
「コカインをやった後、デヴィッド・ボウイは局部を出してきた。まるで私が正式に局部をチェックする人物かのように。私が全員男性のバンドにいたから、私がチェックする人物かと考えたみたいだった」
この出来事についてデボラ・ハリーは『NME』に対して次のように語っている。「驚いたし、嬉しかった。『おおっ』という感じね。そう思わない人なんている? これって完璧なロックンロール・ストーリーでしょ。デヴィッド・ボウイ以上の存在なんている? すごく紳士らしい振る舞いだった。私に飛びついてくるような感じはまったくなかった。彼は『これが僕のペニスなんだ』という感じで、すごく素敵だった」
今回、『ザ・タイムズ』紙の新たなインタヴューでデボラ・ハリーはデヴィッド・ボウイを擁護して、「大人による同意の上だった」と語っている。
デヴィッド・ボウイの行為に不快感を感じた女性もいるのではないかと訊かれたデボラ・ハリーは次のように答えている。「それは考え直したほうがいいと思う。多くの女性はあの部屋にどうしてもいたかったんじゃないかな。文脈を考慮しなくちゃいけない。言うなれば、大人による同意の上だった。そこが分かれ目だと思う」
ブロンディは今年のコーチェラ・フェスティバルでナイル・ロジャースと共演して、1980年発表の“Rapture”、デボラ・ハリーのソロ曲“Backfired”を披露している。
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