レコーディング・アカデミーは来年の第66回グラミー賞に3つの部門を追加することを発表している。
今回、最優秀オルタナティヴ・ジャズ・アルバム賞、最優秀ポップ・ダンス・レコーディング賞、最優秀アフリカン・ミュージック・パフォーマンス賞が追加されることが発表されている。また、最優秀ソングライター賞(クラシック以外)、最優秀プロデューサー賞(クラシック以外)についてはジャンルに関係なく、グラミー賞の投票者全員が投票できるように変更される。
レコーディング・アカデミーのCEOであるハーヴェイ・メイソン・ジュニアは次のように述べている。「こうした変更は、音楽コミュニティからのフィードバックに積極的に耳を傾けて対応し、現行の音楽ジャンルの多様さを正確に体現して、進化し続ける音楽の状況に寄り添っていくという私たちの試みを反映したものです」
「3つの新しい部門を導入することで、より幅広いアーティストを評価して表彰することができます。また、最優秀ソングライター賞と最優秀プロデューサー賞を一般部門に移すことで、すべての投票者がこれらの分野の優れた人物を表彰することに参加できます」
「これらの部門でクリエイターや音源を表彰できることが楽しみです。そして、世界中の音楽ファンに幅広い音楽に触れてもらえればと思います」
2023年のグラミー賞では最優秀ソングライター賞(クラシック以外)、最優秀オルタナティヴ・ミュージック・パフォーマンス賞、最優秀アメリカーナ・パフォーマンス賞、最優秀サウンドトラック・アルバム作曲賞(ビデオ・ゲーム、その他インタラクティヴ・メディア)、最優秀スポークン・ワード・ポエトリー・アルバム賞が追加されており、特別功労賞としてベスト・ソング・フォー・ソーシャル・チェンジも設けられていた。
「アカデミーのトップ・プライオリティは我々が支える音楽界の人々を体現して、会員の声に耳を傾け、進化する業界を反映したルールやガイドラインを策定していくことです」と当時ハーヴェイ・メイソン・ジュニアは述べている。
2024年のグラミー賞授賞式の開催日は現時点で決定していない。
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