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ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーは6月7日に開催されたザ・1975のダブリン公演でキャロライン・ポラチェックの代わりにサポート・アクトを務めている。

この公演は「アット・ゼア・ヴェリー・ベスト」ツアーの一環で、ダブリンのセント・アンズ・パークで開催されたものとなっている。

当初はザ・1975がヘッドライナーを務め、キャロライン・ポラチェックがサポート・アクトを務める予定だったが、当日の朝に体調不良のためにキャロライン・ポラチェックはアイルランド公演を辞退することを迫られている。

「僕らの親愛なる友人であるキャロライン・ポラチェックが残念ながら本日のダブリン公演に参加できる健康状態ではなくなってしまいました」とザ・1975はツイートしている。「彼女については世界中のすべての愛と早い回復を願っています。今夜、みなさんに会えるのを楽しみにしています」

ザ・1975は公演の新しいポスターも公開しており、サポート・アクトの欄には「マッティ」とだけ記されており、マット・ヒーリーが出演することが告知されている。

キャロライン・ポラチェックも自身の健康状態について言及しており、ステージに「すぐに」戻ってくると述べている。

「ダブリン、非常に悲しいことに声が出なくなり、予定通り今夜、ザ・1975のサポート・アクトを務めることができなくなってしまいました」と彼女は述べている。「やっとダブリンで演奏できることを楽しみにしていたので、できるだけすぐに戻ってくるつもりです。その代わりに、私の枠でマット・ヒーリー自身がソロのセットを披露してくれます」

この日のマット・ヒーリーのセットリストは以下の通り。

Then Because She Goes
Jesus Christ 2005 God Bless America
All I Need to Hear
I Just Don’t Think I’ll Ever Get Over You (Colin Hay cover)
I Couldn’t Be More in Love
Woman
Playing on My Mind
A Song for You (Donny Hathaway cover)
When We Are Together
Be My Mistake

先日、先日、マット・ヒーリーはデンマークで行った公演で警備スタッフにキスをするというパフォーマンスを披露している。

デンマークのノースサイド・フェスティバルに出演したザ・1975だが、ファンが撮影した映像にはマット・ヒーリーが警備スタッフに「僕とキスしたいかい?」と伝える様子が収められており、笑って警備スタッフが受け入れてキスをすると、マット・ヒーリーは歌い続け、警備スタッフは両手を高々と上げている。

通称「Robbers Kiss」とも称されるこのパフォーマンスは2014年から散見されており、デビュー・アルバムに収録の“Robbers”の演奏中に行われるのが通例となっている。

大抵は“Robbers”の演奏中に行われるこの行為だが、2019年のドバイの公演では“Loving Someone”の最中に男性にキスを行っており、同性愛が法律で厳しく禁じられているアラブ首長国連邦では物議を醸すこととなっている。後に彼はこの時のことについて「ポップ・カルチャーにおいて声を持てたら、声を持たない人たちを支持したかった」と振り返っている。

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