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ザ・1975のフロントマンであるマット・ヒーリーはライヴでキスをするという型破りな行動を続けており、今回は公演の警備スタッフがその対象となっている。

デンマークのノースサイド・フェスティバルに出演したザ・1975だが、ファンが撮影した映像にはマット・ヒーリーが警備スタッフに「僕とキスしたいかい?」と伝える様子が収められており、笑って警備スタッフが受け入れてキスをすると、マット・ヒーリーは歌い続け、警備スタッフは両手を高々と上げている。

通称「Robbers Kiss」とも称されるこのパフォーマンスは2014年から散見されており、デビュー・アルバムに収録の“Robbers”の演奏中に行われるのが通例となっている。

大抵は“Robbers”の演奏中に行われるこの行為だが、2019年のドバイの公演では“Loving Someone”の最中に男性にキスを行っており、同性愛が法律で厳しく禁じられているアラブ首長国連邦では物議を醸すこととなっている。後に彼はこの時のことについて「ポップ・カルチャーにおいて声を持てたら、声を持たない人たちを支持したかった」と振り返っている。

ザ・1975は今年4月に行ったバンコク公演では“Robbers”を演奏するに当たって観客をステージに迎えている。

先月、マット・ヒーリーは自身が参加したザ・ジャパニーズ・ハウスの楽曲“Sunshine Baby”が公開されている。“Sunshine Baby”は6月30日にリリースされるザ・ジャパニーズ・ハウスの4年ぶりとなるセカンド・アルバム『イン・ジ・エンド・イット・オールウェイズ・ダズ』に収録される。

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