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フリートウッド・マックのスティーヴィー・ニックスはクリスティン・マクヴィーが亡くなった時の心境を“You’re On Your Own, Kid”で書いてくれたとしてテイラー・スウィフトに感謝の思いを伝えている。

クリスティン・マクヴィーは2022年11月に享年79歳で亡くなっている。彼女は虚血性脳卒中で穏やかに亡くなったが、バンドメンバーや音楽界からは追悼の声が数多く寄せられることになった。

ジョージア州アトランタで現地時間5月22日に行った公演でスティーヴィー・ニックスは2022年発表のテイラー・スウィフトのアルバム『ミッドナイツ』に収録されたある1曲がクリスティン・マクヴィーの悲しみを受け止めるのに役立ったと語っている。

「テイラー・スウィフト、私のためにこんなことをしてくれて、ありがとう。“You’re On Your Own, Kid”という曲を書いてくれたんだけど、あれは私が感じていた悲しさを描いていた」

「クリスについては世界の反対側にいたけど、電話で話す必要もなかった。私たちは電話相手でもなかった。フリートウッド・マックに戻って、入っていくと、『どんな感じだった?』と声をかける感じで、1分も経っていないような関係に戻る。47年間、一度も言い合いをしたこともなかった」

観客から歓声が起こると、スティーヴィー・ニックスは次のように続けている。「だから、2人で一つだった。ずっとそうだった。でも、今は自分1人でうまくやっていく方法を学ばなければならない。テイラー・スウィフト、あなたはその手助けをしてくれた。ありがとう」

クリスティン・マクヴィーの訃報を受けて、スティーヴィー・ニックスは次のように追悼の意を表している。「数時間前に1975年の最初の日から世界でも最高の友人だった人が亡くなったと言われました。土曜日の夜まで病気だということも知りませんでした。ロンドンに行きたいです。ロンドンに向かえたらと思いますが、待つように言われました」

スティーヴィー・ニックスはハイムによる“Hallelujah”を彼女に捧げている。「なので、土曜日からある曲が頭の中で何度も何度も流れています。彼女に向けて歌えるかもしれないと思って、今歌っています。この言葉がいつか必要になるとずっと分かっていました。ハイムが書いた曲です。今、私にできるのはこれだけです」

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