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コートニー・ラヴはニルヴァーナ最大のヒット曲である“Smells Like Teen Spirit”の歌詞の草稿について語っている。

コートニー・ラヴはロブ・ハルヴィラのポッドキャスト『60ソングス・ザット・エクスプレイン・ザ・90s』に出演して、カート・コバーンとの関係やカート・コバーンが“Smells Like Teen Spirit”のために書いた歌詞について語っている。

今回の配信はロブ・ハルヴィラにとって3ヶ月休止した後の復帰第1弾となっていて、ゲストとして出演したコートニー・ラヴはこのポッドキャストのファンになった経緯やカート・コバーンの作曲プロセスについて語っている。

カート・コバーンが2人でアムステルダムにいる時に“Dumb”をわずか20分で書いた話など、様々な逸話を披露しつつ、コートニー・ラヴは最終的に楽曲に採用されなかった“Smells Like Teen Spirit”の歌詞について語っている。

「『ジャーナルズ(※カート・コバーンの日記を出版したもの)』に掲載されているものもあるけど、未公開のものもあったりする」とコートニー・ラヴは語り、「Come out and play / make up the rules / I know I hope / to buy the truth / who will be the king and queen / of all the outcasted teens」という草稿の歌詞を暗唱して、コーラスに突入している。「We’re so lazy / and so stupid / blame our parents / and the cupids / a deposit, for a bottle / stick it inside / no role model」

コートニー・ラヴは第2稿の歌詞も読み上げている。「We merge ahead this special day / this day giving amnesty to sacrilege / A denial / and from strangers / a revival / and from favours / here we are now / we’re so famous / here we are now / entertain us」

ロブ・ハルヴィラはこうして読み上げられた歌詞のうち、『ネヴァーマインド』からのリード・シングルとなった“Smells Like Teen Spirit”で最終的に採用されたのは5つ程度であることを指摘している。

最終的なバージョンはデモの歌詞とは「別物の曲」であることを認めた上でコートニー・ラヴは次のように語っている。「唯一どちらでも採用されたのは『load up on guns and bring your friends』と『little group has always been and always will until the end』という部分だけね」

コートニー・ラヴは「Who will be the king and queen / of all the outcasted teens」という歌詞は残してほしかったとして「私と娘が受けたひどいことと向き合うにあたって、すこしは手助けになっていたかもしれない」と説明して、カート・コバーンが1994年に亡くなった後に自身が受けた批判に言及している。

先日、コートニー・ラヴはカート・コバーンの29回目の命日に際してR.E.M.のマイケル・スタイプが撮影したカート・コバーンの手の写真を公開している。

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