Hans Peter Van Velthoven

Photo: Hans Peter Van Velthoven

ミューズやザ・プロディジーらはブリクストン・アカデミーの存続を求める署名活動を支持する声を上げている。

由緒あるブリクストン・アカデミーは昨年12月にアサケのライヴで観客同士の事故があり、2人が亡くなり、1人が重傷となっている。これを受けてブリクストン・アカデミーは3ヶ月の営業停止となっている。

ロンドン市警はブリクストン・アカデミーの恒久的な閉鎖を求めているが、音楽ファンはブリクストン・アカデミーの存続を求めている。

今回、2万人以上の署名がランベス・ロンドン区議会に提出され、チェンジ・オルグでは10万人以上の署名が寄せられている。

ミューズもこの件について次のようにツイートしている。「ブリクストン・アカデミーは他の多くのバンドと同様に、ミューズの歴史においても重要な場所なんだ」

ザ・プロディジーも次のようにツイートしている。「ブリクストン・アカデミーは我々のホームです。数k月前に起こったことは悲劇的なことで、非常に深い教訓をそこから学ばなければなりません。この会場は我々のバンドの核心にあるもので、ここで最も多くのライヴを行い、世界中のファンが観に来てくれました」

「非常に重要なのはバンドのライヴを観に行ける場所として続けられるということです。同意してくれるのなら、私たちと同じように全面的に応援してください」

ナイト・タイム産業協会のCEOであるマイケル・キルは次のように述べている。「この活動に対する反響の大きさに圧倒されています。音楽ファンによる2万人以上の署名がランベス・ロンドン区議会に提出され、ザ・プロディジー、ミューズ、ディフェクテッド、『NME』、ミックスマグ、『ミュージック・ウィーク』、スカンク・アナンシーらが支持してくれています」

「この活動の中で人々と多くの会話を持ってきました。ジャーナリスト、銀行員、看護師、建設業者、バリスタといった人たちからブリクストン・アカデミーでの体験を聞きました。人々はこの会場に感情移入しており、闘わずして諦める気はないことは明らかです」

セイヴ・アワー・シーンのCEOであるジョージ・フレミングは次のようにコメントしている。「この活動への反響は大きなもので、ブリクストン・アカデミーにライヴ・ハウスとしての未来を求める人々の気持ちが明らかになりました」

「ランベス・ロンドン区議会はブリクストン・アカデミーを存続させるためにすべてのことをすべきです。コミュニティを変えてしまうことは危険な一手であり、議会やロンドン市警の仕事はさらに増えることになるでしょう」

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