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元メガデスのベーシストであるデイヴィッド・エレフソンはデイヴ・ムステインが40年前にメタリカを追い出されたことについて「愚痴をこぼしている」のは「哀れ」だと語っている。

元メタリカのギタリストで、メガデスのフロントマンであるデイヴ・ムステインはアルコール依存症、ドラッグの濫用、ジェイムズ・ヘットフィールドとラーズ・ウルリッヒとの個人的衝突を理由に1983年にメタリカを追い出されている。

デイヴ・ムステインは同年メガデスを結成して、デイヴィッド・エレフソンは結成から2002年まで、2010年から2021年までベースを担当している。デイヴィッド・エレフソンは未成年の少女をグルーミングした疑いでバンドを脱退させられている。

デイヴィッド・エレフソンはテキスト・メッセージのやりとりは同意した成人同士のもので、出会った時に女性は未成年ではなかったとして不品行を否定している。

その後、デイヴィッド・エレフソンは問題の映像とスクリーンショットを流出させた人物に対してリヴェンジ・ポルノを申し立てている。

デイヴィッド・エレフソンはブラジルの番組『ヘヴィ・トーク』での新しいインタヴューでデイヴ・ムステインとデイヴィッド・エレフソンの解雇について振り返り、メガデスから脱退させられたことをどのように受け止めたかについて語っている。

「電話が来て『君はクビだ』と言われたんだ。『なんだって?』と言ったよ。『最低な奴らが俺の家に爆弾を落としたんだ。これで終わりなのか? 本当じゃないんだ。デタラメなんだ。こんな扱いなのか?』ってね。交渉の余地はなかったよ」

デイヴィッド・エレフソンはデイヴ・ムステインが告発との「向き合い方」について「知ろうとしなかった」と語っている。「彼の周りの人間からプレッシャーを受けていたんだと思う」

デイヴィッド・エレフソンは「前に進むためにはそれを許すしか選択肢はなかった」と続けている。

「デイヴ・ムステインがメタリカを辞めさせられたことについて見てきたからね。40年経っても愚痴をこぼしているわけだからね。それは哀れに見えると思うんだ」

「『いいか、そんなことは片をつけて、先に進むんだ』という感じだよね。自分はそうして対処することにした。そんなことは片をつけて、先に進むんだってね」

デイヴィッド・エレフソンは次のように続けている。「だから、メガデスの最新作が出るまでに4枚のアルバムを出すことができたんだよ。どれもメタリカの最新作よりもいい作品になっていると思うよ」

メガデスの脱退後、デイヴィッド・エレフソンはザ・ルーシドという新バンドを結成して、2021年10月にアルバムをリリースし、今年EP『サドル・アップ・アンド・ライド』をリリースしている。

先日、デイヴ・ムステインはデイヴィッド・エレフソンを解雇したことに言及して、彼のことは「許す」が、「一緒にもう一度音楽をやることはないだろう」と語っている。

また、デイヴ・ムステインはメタリカのジェイムズ・ヘットフィールドといつかもう一度曲を作ってみたいと語っている。

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