ラン・ザ・ジュエルズのキラー・マイクは亡き母に捧げたシングル“Motherless”が公開されている。
合わせて“Motherless”と“Don’t Let The Devil”のミュージック・ビデオも公開されており、6月16日にリリースされる11年ぶりのソロ・アルバム『マイケル』に収録される。
“Motherless”と“Don’t Let The Devil”のミュージック・ビデオはこちらから。
“Don’t Let The Devil”のミュージック・ビデオは、ラン・ザ・ジュエルズの盟友であるエル・ピーのアイディアに基づいて映像作家のダヴィ・ペナが監督した作品で、マイクの母親が開いていた自宅パーティーへのノスタルジックなオマージュとなっている。
「俺が子供の頃、母が開いていたボヘミアン、アート、ディスコを取り入れた自宅パーティーについてエル・ピーに話したことがある。そこで初めてグランドマスター・フラッシュ、カーティス・ブロウ、フーディニを聴いたんだ。“Don’t Let The Devil”のミュージック・ビデオの構想ができてきた時、俺は泣いてしまったんだ」とキラー・マイクは語っている。
キラー・マイクは“Motherless”について次のように語っている。「最初にノーI.D.にアルバムを聴かせたとき、彼は俺が本質的に何かを隠していると言ったんだ。それが“Motherless”という曲だった。この曲はアルバムのために作られた最後の楽曲で、母が亡くなって以来、俺はその言葉を口に出していなかった。母が自分の命を絶とうとするところに立ち会ったときの話など、彼女がいかに繊細なアーティストであり、人間であったかということ。彼女は双極性障害とうつ病と診断されたが、死ぬまでその病気と闘い続けた。彼女は美しく豊かでアウトローのような人生を送り、俺は、彼女が本当に美しいワルであったことを光栄に思っている。そして、これらは悲しいビデオや弔辞にするつもりはない。アトランタの西側から来た、ワルな黒人女性を祝福するものなんだ」
ソロ作のトラックリストは以下の通り。
1. Down By Law
2. Shed Tears
3. RUN
4. N Rich
5. Talkin Dat SHIT!
6. Slummer
7. Scientists & Engineers
8. Two Days
9. Spaceship Views
10. Exit 9
11. Something For Junkies
12. Motherless
13. Don’t Let The Devil
14. High And Holy
広告 【独占配信】エミー賞®史上最多18部門受賞の歴史的快挙!真田広之主演&プロデュース「SHOGUN 将軍」をディズニープラスで見る
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.