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メタリカのベーシストであるロバート・トゥルヒーヨは残りの人生でメタリカのアルバムを1枚しか聴けないとしたら、どのアルバムを選ぶかについて語っている。

メタリカは4月14日に2016年の『ハードワイアード…トゥ・セルフディストラクト』以来6年4ヶ月振りとなる通算11作目の最新作『72シーズンズ』をリリースしている。

ロバート・トゥルヒーヨはドイツのメディア『ロケット・ビーンズTV』のインタヴューで残りの人生でメタリカのアルバムを1枚しか聴けないとしたら、どの作品になるかと尋ねられている。

「今は『72シーズンズ』を外すことにするね。それはフェアじゃないからね。今だったら、あのアルバムを選ぶだろうからね」とロバート・トゥルヒーヨは語っている。

「でも、言うとしたら……難しい質問だね。『メタル・マスター』を選ぶかな。『メタル・マスター』にはすべてが詰まっていると思うんだ。インストゥルメンタルもあるし、切れ目なく続く素晴らしい展開もあるし、素晴らしいリフもある。それにメタリカで最も好きな曲の一つが入っているんだ。“Disposable Heroes”なんだけどね。“Battery”も素晴らしい曲だしね。メタリカの好きなところが全部入っているんだ」

ロバート・トゥルヒーヨは新作『72シーズンズ』で初めてヴォーカルが収録されたことが明らかになっている。

「メタリカに加入した時、人生を通して歌ったことはなかった。今ではバッキング・ヴォーカルをできるようになったという事実はすごくクールだよね」とロバート・トゥルヒーヨは『ソー・ホワット!』で語っている。

「人生で初めてメタリカのアルバムで歌って、ジェイムズ・ヘットフィールドを支えることになったんだ。すごく誇りに思っているよ。ジェイムズ・ヘットフィールドとプロデューサーのグレッグ・フィデルマンがこれだけの音源でそうした立ち位置で僕のことを信頼してくれたわけだけど、初めてのことなんだ」

「少しベースを弾きに行ったんだけど、グレッグ・フィデルマンが『いくつか君にも歌ってもらいたいんだけど』と言ってきてね。『本当かい?』という感じだったよ。少し緊張したね」

「嬉しいことに、そのパートが自分の得意なゾーンに合うものでね。僕のキャラクターや自分の声に合うパートで、ベースのブレイクダウンもしっかりはまっているんだ。そのブレイクダウンをジェイムズと僕がジャムしながら作り出したのもクールだし、そこで歌うことにまでなったんだ」

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