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ザ・ラスト・ディナー・パーティーはデビュー・シングル“Nothing Matters”を公開している。

今年の「NME 100」にも選出されていたロンドン出身のザ・ラスト・ディナー・パーティーのデビュー・シングルはアークティック・モンキーズやフォールズ、フローレンス+ザ・マシーンらを手がけたジェイムス・フォードによるプロデュースで、ヴォーカルのアビゲイル・モリスのオペラ的な歌と閲覧注意的な歌詞を湛えたものとなっている。

“Nothing Matters”のミュージック・ビデオはこちらから。

インスタグラムでザ・ラスト・ディナー・パーティーは次のように述べている。「これまでの私たちの歩みに参加してくれた人全員、そして、新しく参加してくれたみんな、ありがとう。ようこそ、ディナーの席について。ついに祝宴が始まる」

セーラ・ヒューストンとザ・ラスト・ディナー・パーティーが監督したミュージック・ビデオはヴィクトリア朝風の葬儀からドラマが始まり、ソフィア・コッポラ監督による1999年公開の映画『ヴァージン・スーサイズ』に登場するリスボン姉妹にオマージュを捧げたものとなっている。

シンガーのアビゲイル・モリス、ベーシストのジョージア・デイヴィーズ、キーボーディストのオーロラ・ニシェヴシ、ギタリストのリジー・メイランドとエミリー・ロバーツからなるザ・ラスト・ディナー・パーティーはここ1年間、ロンドンのライヴ・シーンで頭角を現し、ニック・ケイヴやザ・ローリング・ストーンズといった大御所のサポート・アクトにも抜擢されている。

『NME』のインタヴューでジョージア・デイヴィーズは次のように語っている。「『そう、まだ曲がない』と言っていた時代が懐かしい。『何も出してないからライヴに来て』というのがお決まりだった」

アビゲイル・モリスはリリースがないのにツアーをすることにしたのは「そのほうが自分たちにも、お客さんにとっても楽しいから」と語っている。

「ライヴはバンドとして非常に重要な要素で、音源を出す前にライヴでコミュニティを築き始めたかった。オーガニックな昔ながらの方法でやりたかった。足を運ばないと観られない人間的なものほうが楽しいからね」

アルバムのリリースについて現時点で明らかにされていないものの、年末までにさらに新曲がリリースされる見込みだという。ザ・ラスト・ディナー・パーティーはフローレンス・アンド・ザ・マシーンのサポート・アクトを務め、自身のツアーを行うことも決定している。

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