ABBAで長年ギタリストを務めたラッセ・ウェランダーが亡くなった。享年70歳だった。
ラッセ・ウェランダーはABBAの代表曲においてギターを担当しており、ABBAと共にツアーを行い、映画『マンマ・ミーア!』のサウンドトラックにも参加している。
遺族によってフェイスブックに出された声明によれば、ラッセ・ウェランダーがガンを抱えており、現地時間4月7日に亡くなったという。
「筆舌に尽くし難い悲しみと共に、愛されてきたラッセ・ウェランダーが眠りについたことを発表しなければなりません」と遺族は述べている。「ラッセ・ウェランダーは先日病気になり、播種性ガンであることが判明していました。素晴らしい金曜日の早い時間に愛する人に囲まれながら彼は亡くなりました」
「驚くべき」「謙虚な」ミュージシャンだったとしてラッセ・ウェランダーは「素晴らしい夫にして父で、兄弟で、叔父で、祖父だった」と評されている。「私たちの人生において中心に位置し、あなたなしで生きていかなければならないのが信じられません」
ABBAはソーシャル・メディアでラッセ・ウェランダーに追悼の意を表している。
「ラッセ・ウェランダーは親愛なる友人で、楽しい男で、優れたギタリストでした。レコーディング・スタジオでのクリエイティヴなインプット、ステージでの頼りになるロックなギター・ワークは非常に重要なものでした」
「彼の悲劇的で早すぎる死を悼み、ABBAの歴史において不可欠な役割を果たした彼のやさしい言葉、ユーモアのセンス、笑顔、音楽的才能を覚えています。彼は深く惜しまれ、忘れられることはないでしょう」
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