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ジョン・ライドンの妻であるノラ・フォースターがアルツハイマー病との長い闘病生活の末に亡くなった。

彼女の訃報はソーシャル・メディアで4月6日に発表されている。ジョン・ライドンはフルタイムの介護人として自身の時間を捧げてきた。

パブリック・イメージ・リミテッドのインスタグラムにはジョン・ライドンとノラ・フォースターの写真が投稿されており、「ジョンの悲しみを尊重して」そっとしておいてくださいと綴られている。

「安らかに、ノラ・フォースター」とキャプションには記されている。「重い心境と共にジョン・ライドンの50年近く妻だったノラ・フォースターが亡くなったという悲しいニュースをお伝えします」

「ノラ・フォースターは数年間にわたってアルツハイマー病を抱えて暮らしていました。その間、ジョン・ライドンはフルタイムで介護人としてやってきました。ジョンの悲しみを尊重して、そっとしてあげてください。安らかに、ノラ。ランボーとパブリック・イメージ・リミテッドの公式の全員からジョンにお悔やみを申し上げます」

ジョン・ライドンとノラ・フォースターは共に44歳の時に結婚しており、5年前からノラ・フォースターはアルツハイマー病を抱えていた。

今年2月、ジョン・ライドンは妻の介護に身を捧げてきたことについて語り、アルツハイマー病との闘病生活を見守ったおかげで「今の自分がある」と述べている。

「究極の苦痛だと思っていたことがどれも今ではバカげたことのように思えるんだ」と彼は語っている。「そのおかげで今の自分がある。乗り越えられるとは思わない。彼女なしでどうやって生きていけばいいのかも分からない。そうしたくもない。意味がないからね」

ジョン・ライドンはその過程の「すべての瞬間に価値があった」として次のように続けている。「痛みなさに喜びはない。今ではそれが分かったんだ」

パブリック・イメージ・リミテッドは今年1月、“Hawaii”でユーロヴィジョンのアイルランド代表に名乗りを上げたが、最初のラウンドで破れている。

ジョン・ライドンは“Hawaii”についてアルツハイマー病を抱えるジョン・ライドンの妻のノラに宛てたラヴレターと評している。アイルランド代表になることは叶わなかったが、アルツハイマー病の認知向上に繋げられたため、立候補したことは後悔していないとも語っている。

2020年、ジョン・ライドンは妻の面倒を看るためにパブリック・イメージ・リミテッドのアルバムを取りやめたと語っていた。

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