モット・ザ・フープルのドラマーだったデイル・グリフィンが亡くなったことが明らかになっている。享年67歳だった。
デイル・グリフィンはここ数年、アルツハイマーとの闘病生活を送っていた。モット・ザ・フープルのマネージャーであるピーター・パーネルが1月17日の夜に亡くなったことを認めている。
「デイルは気のいい、よく喋る人であり、素晴らしいドラマーだったんだ。彼が亡くなったことが信じられないよ」、モット・ザ・フープルのキーボーディストであるヴァーデン・アレンは『ヒアフォード・タイムズ』に語っている。「ある意味、これは彼にとって解放だったように今は思ってるんだ。長い間、闘病生活を送ってきたからね」
デイル・グリフィンは「バフィン」の愛称で知られ、1969年から1976年の解散までもっと・ザ・フープルに常に在籍していた。
58歳の時にアルツハイマーと診断されており、そのために2009年10月に行われたデビュー40周年を記念した再結成ライヴにも参加することができなかった。
プリテンダーズのドラマーだったマーティン・チェンバーズが代わりのドラマーを務めたが、デイル・グリフィンはアンコールで登場し、セカンド・ドラマーとして演奏している。
モット・ザ・フープル解散後はブリティッシュ・ライオンズで活動した後、プロデューサーを務めてきた。
BBCのためのセッションを数多くプロデュースしており、彼がプロデュースしてきたセッションの数は2000を超えると言う。
1984年にセッションをプロデュースしてもらったビリー・ブラッグはフェイスブックに次のコメントを寄せている。「いつだってモット・ザ・フープルはひいきにしてきたんだ。アース・ウィンド・アンド・ファイアーと並んで、唯一メンバーになりたかったバンドだね」
ビリー・ブラッグはデイル・グリフィンについては「スタジオで一緒に居て愛すべき人だったんだ」と綴っている。
先日、1月10日に亡くなったデヴィッド・ボウイが提供したモット・ザ・フープルの“All The Young Dudes”の映像はこちらから。
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