GETTY

Photo: GETTY

フリートウッド・マックのクリスティン・マクヴィーは死亡診断書を参照した新たな報道によって死因が明らかになっている。

クリスティン・マクヴィーは2022年11月に亡くなっている。享年79歳だった。当時、死因については明らかにされておらず、遺族は「短い闘病の末に」病院で「穏やかに亡くなった」と発表していた。

4月3日、『ザ・ブラスト』はクリスティン・マクヴィーの死因について主に虚血性脳卒中だったと報じている。虚血性脳卒中は「脳の一部への血液供給が中断または減少し、脳組織に酸素や栄養が行き渡らなくなることで起こる」とされている。

死亡診断書によれば、クリスティン・マクヴィーは「転移性原発不明ガン」とも診断されていたとのことで、これは彼女の体内でガン細胞が検出されたが、それがどこから発生したのかが特定できないことを意味している。

昨年6月、米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでクリスティン・マクヴィーは「かなり健康状態が悪い」として「慢性的な背中の問題で衰弱している」と語っていた。

フリートウッド・マックはクリスティン・マクヴィーに追悼の意を表する声明を発表して、「誰にとっても自身のバンドに迎えられる最高のミュージシャン」と評している。

「クリスティン・マクヴィーが亡くなったことの悲しみを表現できる言葉がありません。彼女は本当に唯一無二で、特別で、計り知れないほど才能がありました。彼女は誰にとっても自身のバンドに迎えられる最高のミュージシャンであり、誰にとっても人生に迎えられる最高の友人です」

「彼女のいる人生を過ごせたことは幸運でした。個人としても集団としても、クリスティン・マクヴィーは非常に大切な存在でしたし、素晴らしい思い出に感謝しています。彼女は非常に惜しまれることになるでしょう」

スティーヴィー・ニックスは「世界でも最高の友人」に宛てた手書きの手紙を公開して、家族の言う「突然の病気」で亡くなる前に惜しくも会えなかったことについて言及している。

「数時間前に1975年の最初の日から世界でも最高の友人だった人が亡くなったと言われました。土曜日の夜まで病気だということも知りませんでした。ロンドンに行きたいです。ロンドンに向かえたらと思いますが、待つように言われました」

ミック・フリートウッドは次のように述べている。「私の心の一部は今日飛び立つことになりました。クリスティン・マクヴィーにまつわるあらゆることを惜しむことでしょう。思い出が私の下に降り注いできます」

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ