GETTY

Photo: GETTY

リンキン・パークのチェスター・ベニントンの息子であるタイラー・リー・ベニントンはTikTokで父の死に関する陰謀論を一蹴している。

チェスター・ベニントンは鬱との闘いの末に2017年に自ら命を断っている。

妻のタリンダ・ベニントンは鬱や依存症につきまとう偏見を打破し、メンタル・ヘルスの問題を抱える人を支援するために320チェンジズ・ディレクションを立ち上げている。メンタル・ヘルスの問題への認知向上を図るためにフェスティバルも2020年に開催されている。

チェスター・ベニントンの17歳の息子であるタイラー・リー・ベニントンはTikTokで鬱への認知を向上させ、メンタル・ヘルスの問題を提唱する活動を行っている。

先月、タイラー・リー・ベニントンはTチェスター・ベニントンの47回目の誕生日に追悼の意を表しており、「メンタル・ヘルスの問題は何物とも同じくらい大切なんだ」と述べ、「鬱を打ち砕け」「チェスターを誇りに」「自殺防止の認知を」というハッシュタグを付けている。

しかし、ある人物が「君の父親は自殺ではない」「彼はこの世界で善きことをしていたのに、それが気に入られなかったんだ」と述べると、タイラー・リー・ベニントンは反論している。

「これは今後も僕のページでは関わるつもりのないデタラメだね。この人はブロックした。僕は子どもだし、こういう件について僕や誰かの投稿にコメントするのは不適切だよ」とタイラー・リー・ベニントンは語っている。

続けて彼は「このでっち上げられた説には何の根拠もない。センセーショナルにして、悲劇だったことを大きな物語に仕立てようとする虚しい試みでしかないね」

「くだらない」とタイラー・リー・ベニントンは続けている。

動画の概要欄には次のように記されている。「僕や家族、ファンに関するこのような行為は許せません。注目を集めようとする悪口に耳を傾ける人がこの世界にいることを知ると胸が痛みます。このような動画を投稿するのはこれだけにしたいと思います。他のこのようなコメントについても馬鹿にして、嘲笑する権利がありますが、ブロックすることになるでしょう」

「応援してくれるやさしいコメントを残してくれるみなさんには感謝しています。みなさんは本当に心あたたかい人たちです」

先月、リンキン・パークのマイク・シノダは新たなインタヴューでチェスター・ベニントンのホログラムを使ったライヴを行うつもりはないと語っている。

リンキン・パークは2003年にリリースされたセカンド・アルバム『メテオラ』の20周年記念盤が4月7日にリリースされることが決定しており、チェスター・ベニントンのヴォーカルが使われた未発表曲も公開されている。

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ