ポール・マッカートニーはビートルマニアの盛り上がりの絶頂の中で撮影されたザ・ビートルズの新たな写真が公開されている。
ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーは3年に及ぶ改装を経て、6月22日に再オープンして、展覧会「ポール・マッカートニー・フォトグラフス 1963-64:アイズ・オブ・ザ・ストーム」が6月28日から10月1日にわたって開催されることが決定している。
「ポール・マッカートニー・フォトグラフス 1963-64:アイズ・オブ・ザ・ストーム」はポール・マッカートニーの視点でペンタックスでビートルマニアの熱狂を写真に収めたものとなっている。
展覧会と合わせて、写真集『1964:アイズ・オブ・ザ・ストーム(原題)』がペンギン・ハウスよりポール・マッカートニーの誕生日である6月13日に刊行されることも決定している。
写真集の前文でポール・マッカートニーは次のように述べている。「何百万人の視線が突然、自分たちに注がれ、その後の人生で忘れることのない写真を生み出すことになりました」
ポール・マッカートニーは写真撮影について次のように続けている。「実のところ、1950年代に家族が小さな箱型のカメラを持っていた非常に幼い頃から写真にはずっと興味を持っていたのです」
「コダックのフィルムロールをブローニー・カメラに入れるプロセスを気に入っていました」
今回公開された写真はこちらから。
一方、ポール・マッカートニーはザ・ビートルズ解散後のミュージシャンとしての生活を追ったドキュメンタリーが公開されることが発表されている。
映像作家のモーガン・ネヴィルが監督を務めた『マン・オン・ザ・ラン』は「ポールとリンダによるホーム・ビデオや写真といった未発表のアーカイヴ、ならびに新たなインタヴューにこれまでにない形でアクセスした」もので、ザ・ビートルズ解散からウイングスとして成功していく70年代を追ったものになるという。
プレス・リリースには、『マン・オン・ザ・ラン』について「世界最大のバンドの解散から音楽的節目となった第二の10年を見事に形作ったポールの足取りを追った決定版ドキュメンタリー」と記されている。「それは輝かしく多作な時期となりました」
「生涯、ポール・マッカートニーのあらゆることを追いかけてきた者として、彼の物語において1970年代は素晴らしい時期でありながら十分に検証されていないとずっと感じてきました」と監督のモーガン・ネヴィルは述べている。「偉大なアーティストの人生と作品にとって決定的と言える時期を検証して、再評価する機会をもらえたことに興奮しています」
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