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スポティファイでは人気のボリウッドの楽曲がトップ・レーベルとのライセンスを巡る齟齬のために削除されている。

『インディペンデント』紙によれば、インドのレーベル「ジー・ミュージック・カンパニー」の多数の楽曲が削除されており、ユーザーからは不満の声が上がっているという。

インドで2番目に人気と称するジー・ミュージック・カンパニーはボリウッドの音楽の新規リリースにおいて50%以上のシェアを誇っている。

映画『バジラーオとマスターニー』、『銃弾の饗宴 ラームとリーラ』、『ガリーボーイ』といった人気のサウンドトラックの音源がスポティファイからは削除されている。ここ数週間で最も人気の曲であるにもかかわらず、映画『べディア(原題:Bhediya)』に提供された“Apna Bana Le”も削除されている。

米『ビルボード』誌でスポティファイは次のように述べている。「スポティファイとジー・ミュージック・カンパニーはライセンス面での合意に達することができませんでした」

「これらの交渉を通してスポティファイはジー・ミュージック・カンパニーと契約を締結させるためにクリエイティヴな方法を探っており、相互に同意できる解決策が見つかることを願いながら、誠意ある交渉を続けていきます」

スポティファイについては「歴史的に疎外されてきた人々」の音楽やオーディオ・コンテンツをプロモーションするための予算が1億ドルありながら、10%しか使っていないことも先日明らかになっている。

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