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エド・シーランは“Shape Of You”のリミックスに参加する話をジェイ・Zが「謹んで辞退してくれた」ことを明かしている。

2017年の年初にリリースされた“Shape Of You”は1年間で5つのプラチナ・ディスクを獲得し、ストリーミング・サービスで最も再生回数の多い曲の一つとなっている。

米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでエド・シーランはコラボレーションについてジェイ・Zのチームと「連絡はとっていた」が、ジェイ・Z側から断られたと語っている。

「連絡はとっていたんだ」とエド・シーランは語っている。「彼に曲を送ったら、『ラップのヴァースは必要ないと思うよ』と言われたんだ。彼がおそらく正しいね。彼はすごくいい耳を持っているんだ。彼は大抵正しいことをしているからね。彼は非常に自然な形で、謹んで辞退してくれたんだよ」

5月5日にエド・シーランはニュー・アルバム『-(サブトラクト)』をリリースされることが決定している。また、ドキュメンタリー『エド・シーラン:THE SUM OF IT ALL』が5月3日からディズニープラスで配信されることも決定している。

アルバムは「10年に及ぶ演算子時代の最後」となる作品で、ザ・ナショナルのアーロン・デスナーをプロデューサーに迎えて、「恐怖と鬱、不安のスパイラル」に向き合っている。

米『ローリング・ストーン』誌のインタヴューでエド・シーランはDJのジャマル・エドワーズが亡くなったことで「もう生きていたくないと思っていたんだ」と語っている。「こうした考えはもちろん悪いものだけど、一緒に恥の感覚もやってくるんだ。特に父親なのに自分勝手だと思った。それが恥ずかしく思ってしまうんだ」

エド・シーランは死後にリリースされることになるアルバムを既に計画していることも明かしている。「このアルバムは残りの人生をかけて、曲をいろいろと追加しながら、いわゆる『完璧』なアルバムをゆっくりと作っていきたいんだ。そして、死んだ後にリリースするように遺言に書いておきたい」

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