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メタリカのベーシストであるロバート・トゥルヒーヨは新作『72シーズンズ』に初めてヴォーカルが収録されることが明らかになっている。

ロバート・トゥルヒーヨは新たなインタヴューで新作に収録の“You Must Burn!”という曲で初めてヴォーカルが収録されることを明かしている。

「メタリカに加入した時、人生を通して歌ったことはなかった。今ではバッキング・ヴォーカルをできるようになったという事実はすごくクールだよね」とロバート・トゥルヒーヨは『ソー・ホワット!』で語っている。

「人生で初めてメタリカのアルバムで歌って、ジェイムズ・ヘットフィールドを支えることになったんだ。すごく誇りに思っているよ。ジェイムズ・ヘットフィールドとプロデューサーのグレッグ・フィデルマンがこれだけの音源でそうした立ち位置で僕のことを信頼してくれたわけだけど、初めてのことなんだ」

ロバート・トゥルヒーヨは実現した経緯についても語っている。「少しベースを弾きに行ったんだけど、グレッグ・フィデルマンが『いくつか君にも歌ってもらいたいんだけど』と言ってきてね。『本当かい?』という感じだったよ。少し緊張したね」

「嬉しいことに、そのパートが自分の得意なゾーンに合うものでね。僕のキャラクターや自分の声に合うパートで、ベースのブレイクダウンもしっかりはまっているんだ。そのブレイクダウンをジェイムズと僕がジャムしながら作り出したのもクールだし、そこで歌うことにまでなったんだ」

ロバート・トゥルヒーヨによれば、“You Must Burn!”は彼とメンバーでジャムをしながら始まった曲で、ティム・バートンの映画のような雰囲気があるという。通算11作目となる新作『72シーズンズ』は4月14日にリリースされる。77分の長さを誇るアルバムには計12曲が収録され、これまでに3曲が公開されている。

先日、メタリカはヴァージニア州にあるアナログ盤プレス工場の筆頭株主となって買収している。ヴァージニア州アレクサンドラにあるファーネス・レコード・プレッシングは12台のフェニックス・アルファと2台のファインビルトを擁するアメリカ最大のアナログ盤プレス工場の一つとなっている。この工場はメタリカについても『キル・エム・オール』や『ライド・ザ・ライトニング』、『メタル・マスター』のボックスセットのアナログ盤もプレスしている。

メタリカはニュー・アルバム『72シーズンズ』を映画館で体験できる一日限りの新作のリスニング・パーティーを4月13日に開催することも決定している。

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