ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは昨年、ロンドンとロサンゼルスで開催されたフー・ファイターズのテイラー・ホーキンス追悼コンサートでヴァン・ヘイレンの曲を演奏したことについて振り返っている。
昨年9月にウェンブリー・スタジアムとフォーラムで開催されたテイラー・ホーキンス追悼コンサートにウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはゲスト出演して、“On Fire”、“Panama”、“Hot For Teacher”という計3曲のヴァン・ヘイレンの曲を披露している。
ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはミネアポリスのラジオ局「93X」に出演して、テイラー・ホーキンス追悼コンサートを振り返っている。「忘れることはないだろうね。同時にあっという間で、覚えてないくらいなんだけどさ。エネルギーがすごくて、クレイジーだった。これまででも最もスペシャルな機会の一つだったね」
ああした状況でヴァン・ヘイレンの曲を演奏するのは大変だったかと訊かれて、ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは次のように答えている。「難しかったよ、感情的な面でね。ヴァン・ヘイレンをどれだけ聴かなくなったか、みんなには分かってもらえないと思う。つらいことなんだ。つらい曲なんだよね。でも、あの時はやるべきだと思った。テイラー・ホーキンスだったら、本当に興奮していただろうね。2012年にヴァン・ヘイレンのライヴに来てくれて会ったんだけど、彼は最高にクールでフレンドリーな人だった。彼は大きな感動を残してくれたんだ」
テイラー・ホーキンス追悼コンサートに参加することになった経緯についてウォルフガング・ヴァン・ヘイレンは次のように説明している。「デイヴ・グロールがメールをくれたんだ。彼とは信じられなくて、クリス・シフレットに連絡しなくちゃならなかった。彼のポッドキャストに出たばかりだったからね。『からかいかな? それともデイヴなのかな?』と訊いたら、『あれはデイヴだよ。返事をしてくれ』と言われたんだ」
ウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはマンモスWVH名義で2作目となるアルバム『マンモスII』を8月4日にリリースすることを発表している。アルバムからはリード・シングル“Another Celebration At The End Of The World”が公開されている。
「デビュー・アルバムで聴ける要素を含みつつ、少し広げる機会を自分に与えたかったことは分かっていたんだ」とウォルフガング・ヴァン・ヘイレンはプレス・リリースで述べている。
「“Another Celebration At The End Of The World”はニュー・アルバムで聴けるものを示す曲になっている。エネルギー溢れるロックに楽しいギターが乗ってくる瞬間がある。ヴォーカル的にも自分を押し広げてみせた。ツアーに出てライヴで演奏するのが待ちきれないよ。今後、ライヴのセットリストに定着するのが自分には分かるんだ」
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