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キッスは伝記映像作品が2024年にネットフリックスで公開されると報じられている。

マイク・ブランによる『ザ・ロック・エクスペリエンス』に出演したキッスのマネージャーであるドック・マギーは長年にわたって映画化に向けて取り組んできたが、ついにネットフリックスが興味を示し、来年公開されると語っている。

「キッスの最初の4年間を扱った伝記映像作品なんだ。それをまさに始めようとしているところでね。既に権利は売却したよ。もう済んでいて、監督もいる。進んでいて、2024年に公開される予定なんだ」

キッスの伝記映像作品については2021年にも報じられており、当時ポール・スタンレーはプロジェクトについて「素晴らしい」脚本を読んだことを明かしていた。当時の仮タイトルは『シャウト・イット・アウト』というもので、『パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊』を手がけたヨアヒム・ローニングが参加するとされていた。

現在もヨアヒム・ローニングが監督を務めるのかどうか、ネットフリックス版のキャストについては現時点で明らかになっていない。

2021年にポール・スタンレーは伝記映画で誰に自分を演じてもらいたいかと訊かれて、次のように答えている。「年齢的な正確さを期すために20代前半で探しているんだ。正直、20代前半の俳優はそんなに知らないんだよね。この手の質問をされると、『ブラッド・ピット』とか誰だとか、みんな答えるけどさ。そういう連中は50代とか60代だろ。違う世代の俳優について話をしているわけだから、まず言わなきゃならないのはそんなに知らないってことだよ」

彼は次のように続けている。「でも、キャスティングが始まったら、立ち会って見てみるよ。俳優にしても監督にしても、他の人が自分のことをどう思っているか分かるのは面白いからね。誰が演じるかによって自分がどう見られているか、いろんなことが分かるんじゃないかな」

先日、キッスは現在行っている最後のワールド・ツアー「エンド・オブ・ザ・ロード」の最終公演を発表している。

北米で行われる最後のツアー日程は19公演に及ぶもので、10月から始まり、12月1日・2日に行われるマディソン・スクウェア・ガーデン公演で締めくくられる。

ポール・スタンレーは『ハワード・スターン・ショウ』で次のように語っている。「12月1日・2日のマディソン・スクウェア・ガーデン、この2公演がバンドの最後の公演になる。始まった場所で終えることになるんだ。アメリカではその前に17公演が行われることになると思う」

「『エンド・オブ・ザ・ロードは何年も続いているよね』とせせら笑う人もいるけど、新型コロナウイルスで2年半を失っていたからね」とポール・スタンレーは説明している。「既に終わっていたはずなんだけど、そう、これが最後なんだ」

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