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パティ・スミスはニューヨークのカーネギー・ホールで行われたポール・マッカートニーに捧げられた公演で、ザ・ビートルズの“She’s Leaving Home”をカヴァーしている。

「ザ・ミュージック・オブ・ポール・マッカートニー」と題された公演は、世界最大のスターたちの音楽と人生を称えるマイケル・ドーフによるチャリティ公演「ミュージック・オブ」の一環として3月15日に開催されている。

カーネギー・ホールにはグラハム・ナッシュ、ライル・ラヴェット、ベティ・ラヴェット、ナンシー・ウィルソン、ブルース・ホーンビー、ウイングスのメンバーだったデニー・レインらが訪れている。

パティ・スミスは予告なしに登場して、アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』より“She’s Leaving Home”を披露している。

観客が撮影した映像はこちらから。

一方、ポール・マッカートニーはザ・ビートルズ解散後のミュージシャンとしての生活を追ったドキュメンタリーが公開されることが発表されている。

映像作家のモーガン・ネヴィルが監督を務めた『マン・オン・ザ・ラン』は「ポールとリンダによるホーム・ビデオや写真といった未発表のアーカイヴ、ならびに新たなインタヴューにこれまでにない形でアクセスした」もので、ザ・ビートルズ解散からウイングスとして成功していく70年代を追ったものになるという。

プレス・リリースには、『マン・オン・ザ・ラン』について「世界最大のバンドの解散から音楽的節目となった第二の10年を見事に形作ったポールの足取りを追った決定版ドキュメンタリー」と記されている。「それは輝かしく多作な時期となりました」

「生涯、ポール・マッカートニーのあらゆることを追いかけてきた者として、彼の物語において1970年代は素晴らしい時期でありながら十分に検証されていないとずっと感じてきました」と監督のモーガン・ネヴィルは述べている。「偉大なアーティストの人生と作品にとって決定的と言える時期を検証して、再評価する機会をもらえたことに興奮しています」

また、ポール・マッカートニーはジェフ・ベックと書いた貴重な楽曲が過去の音源から発掘されている。

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