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ジャック・ホワイトはメタリカがアナログ盤プレス工場の筆頭株主となったことを受けて、「画期的な」出来事だと述べている。

先週、メタリカはアメリカ最大のアナログ盤プレス工場の一つである、ヴァージニア州アレクサンドラのファーネス・レコード・プレッシングの筆頭株主となったことが明らかになっている。

ナッシュヴィルを拠点とするサード・マン・レコーズを運営しているジャック・ホワイトは昨年メジャー・レーベルに自身のアナログ盤プレス工場を建てるように求める公開書簡を発表しており、今回のメタリカの動きを歓迎している。

「大きな目標へとようこそ、紳士たち。自分たちのお金を素晴らしいクリエイティヴなことに使ってくれて感謝するよ。メジャー・レーベルもこれを新たな証拠として、自分たちの事業に投資してくれることを願っている」とジャック・ホワイトは述べ、次のように続けている。「画期的だね」

コメント欄でメタリカは次のように応じている。「これまでの年月を経て、こうしたことができたことが信じられないし、感謝しているんだ。昔はこんなことができるなんて誰が思っただろう? あなたは先駆者であり、その歩みを辿ることができることに興奮しているんだ」

先日、イギリスのエンタテインメント小売協会が発表した統計によれば、アナログ盤の売上が35年ぶりにCDの売上を上回っている。

2022年の音楽売上は3%増加して、20億ポンド(約3200万円)近くにまで達している。これは2003年以来の高い売上で、最も低かった2013年の2倍近くとなっている。

フィジカルの売上は3.8%の減少で2億8040万ポンド(約448億円)となったが、CDの売上が減る一方で、アナログ盤は成長を続けている。

アナログ盤の売上は11%増加の1億5050万ポンド(約240億円)で、CDの売上は17.4%の減少で1億2400万ポンド(約198億円)となっている。この統計でアナログ盤がCDを上回るのは1987年以来となっている。

ジェイムズ・ヘットフィールドは今回の買収について次のように述べている。「ファーネスはメタリカにとっても素晴らしいけれど、それ以上にファンにとって重要な存在です。メタリカとファーネスの関係が深まることで、アナログ盤のファン、特に我々の5人目のメンバーは今後も高品質のアナログ盤に触れ続けることができるのです」

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