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デフ・レパードのドラマーであるリック・アレンはフロリダ州フォートローダーデールで暴行を受けた事件について沈黙を破っている。

リック・アレンは現地時間3月13日にフロリダ州フォートローダーデールのフォーシーズンズ・ホテルの外で暴行を受けている。リック・アレンはホテルの外でタバコを吸っていたところ、とある人物が柱の陰から現れて、リック・アレンに突進し、彼を地面に押し倒したとされている。

事件後、19歳のマックス・エドワード・ハートリーが2件の暴行、4件の犯罪行動、「年配の障害を持つ大人への虐待」といった罪で逮捕されている。

リック・アレンはファンからの応援について感謝の気持ちを述べ、暴行を受けた時は妻のローレンは一緒にいなかったことを明かしている。「今は一緒にいて、安全な場所で回復に向けて取り組んでいます」

「関わった人全員が治ることに気持ちを注いでいます。混乱や衝撃から共感と思いやりへと移行しようとしている私たちの取り組みに加わっていただければと思います。こうした暴力行為が多くの人にとって誘発となりかねないことを理解しています」とリック・アレンは述べ、「世界各地のコミュニティにおけるファンや兵役経験者、救急隊員に思いを馳せている」と続けている。

『フォックス・ニュース』によれば、警察はマックス・エドワード・ハートリーが逮捕された夜の通報電話を公開しており、マックス・エドワード・ハートリーは酒に酔っていた疑いが持たれている。彼は近くの自動車に損害を与え、フォーシーズンズ・ホテル近くのレストランに押し入ろうともしたと報じられている。

マックス・エドワード・ハートリーの弁護士であるサム・ハルパーンは『マイアミ・ヘラルド』紙に「彼はこれまで法の御世話になったことはありません」と述べているが、リック・アレンがデフ・レパードのドラマーであることが事件に関わっているのかについては明らかにしていない。

デフ・レパードはモトリー・クルーとセミノール・ハード・ロック・ホテル&カジノで公演を行うためにフォートローダーデールに滞在していた。

一方、デフ・レパードはロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団と共演して、過去の楽曲を再構成したアルバム『ドラスティック・シンフォニーズ』が5月19日にリリースされることが決定している。

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