ザ・ローリング・ストーンズは2020年発表の“Living In A Ghost Town”について盗作疑惑で訴訟を起こされている。
エンジェルスラングという名前で活動している、あまり知られていないソングライターのセルジオ・ガルシア・フェルナンデスは、2006年に発表した“So Sorry”という曲と2007年に発表した“Seed Of God”という2曲から「識別可能な重要な保護されている要素の多くを不正に流用している」と主張している。
セルジオ・ガルシア・フェルナンデスはミック・ジャガーの「極めて近い親族」に音源の入ったCDを渡しており、そうしたら2曲の要素が“Living In A Ghost Town”に使われることになったと述べている。
セルジオ・ガルシア・フェルナンデスの弁護士は次のように述べている。「極めて近い親族はEメールで受け取ったことを明らかにしており、原告の音楽作品やそのスタイルはザ・ローリング・ストーンズが使うことに興味のあったサウンドだったのです」
“Living In A Ghost Town”は「ヴォーカルのメロディー、コード進行、ドラム・ビートのパターン、ハーモニカのパート、エレキのベース・ライン、テンポといった重要な要素」を“So Sorry”から、「コード進行とハーモニーとメロディー」を“Seed Of God”から使っているという。
米『ビルボード』誌はザ・ローリング・ストーンズの担当者にコメントを求めたが、現時点でコメントは発表されていない。
先日、ザ・ローリング・ストーンズは新作にザ・ビートルズのポール・マッカートニーが参加していることを認めている。
『ヴァラエティ』誌は複数の情報筋がアンドリュー・ワットがプロデュースするザ・ローリング・ストーンズの新作にポール・マッカートニーとリンゴ・スターが参加すると語っていると報じていた。ポール・マッカートニーはロサンゼルスで行われたセッションでベースでプロジェクトに参加したという。
CNNはザ・ローリング・ストーンズの担当者からEメールを受け取ったとのことで、80歳のポール・マッカートニーが「1曲だけザ・ローリング・ストーンズの曲」でベースを弾いていることを認めたと報じている。
一方、報道に反してもう一人のザ・ビートルズの存命メンバーである「リンゴ・スターはまったく参加していない」と回答しているという。
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