フランク・オーシャンは初期のものと思われる音源が別名義でストリーミング・サービスにアップロードされている。
「ブロンデッド」というユーザーは2010年に発表された70トラックのコンピレーション『ロニー・ブロー・コンピレーション』から“miss you so”、“bedtime story”、“sucka for love”の3曲をアップロードしている。
フランク・オーシャンの公式アカウントはメジャー・レーベルからのアルバム『チャンネル・オレンジ』や『ブロンド』など、選ばれた音源がアップされており、『ロニー・ブロー・コンピレーション』や『ノスタルジア、ウルトラ』といった初期の作品群の音源は公開されていない。
「ブロンデッド」というユーザーが上げた音源はこちらから。
今年1月、フランク・オーシャンはマーチャンダイズをプロモーションするポスターでアルバムをリリースする考えがあることを示唆している。
2016年発表の『ブロンド』から6年が経過するなか、フランク・オーシャンは“DHL”、“In My Room”、“Cayendo”、“Dear April”といったシングルはリリースしているものの、アルバムは実現していない。
ポスターではフランク・オーシャンが「長年のアルバム・モデルとは対照的なシングルでの配信モデル」を好んでいて、アルバムは「時代遅れ」であり、シングルのほうが「現在の消費習慣に適している」と考えているとしつつも、最近はもう一度アルバムでのリリースを見直してきていると書かれている。
「このレコーディング・アーティストはシングルのモデルについて考えを変えて、もう一度、継続的な作品群のほうに興味を持っています」
フランク・オーシャンは4月に開催されるコーチェラ・フェスティバルでヘッドライナーを務めることが決定しており、その前に新曲がリリースされる可能性が見込まれている。
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