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女優のキーラ・ナイトレイはグラミー賞授賞式に出演した際に批判を受けたマドンナの対応について支持することを表明している。

先月、マドンナは第65回グラミー賞授賞式に登場した際に容姿について厳しいコメントが数多く寄せられており、「誰だか分からなかった」という声や整形手術を指摘する声が上がっていた。

先日、マドンナはこうした批判を「45歳以上の女性を讃えることを拒否する世界」の証明だとして、「手術の腫れがひいた可愛い私を見て」と冗談を飛ばしている。

今回、キーラ・ナイトレイはこの議論に加わって『ハーパース・バザー』誌に次のように語っている。「変化とは常に難しいものです。悪いことかのように教えられてきたのです。私たちは白髪はいらないと教えられてきました」

キーラ・ナイトレイは次のように続けている。「マドンナのような人がいる一方で――正しいことではないかのように言われてきたわけですが――一方では『20年前の見た目のほうがよかった』と言う人もいます。文化的な側面で私たちはどうやって歳を取っていけばいいのでしょう?」

キーラ・ナイトレイは現在77歳の女優であるヘレン・ミレンを「非常に素晴らしい」例として挙げている。

「彼女は驚くべき形で年齢を重ねています。彼女はあらゆる面で楽しそうでしょ。彼女を見ていると『すごく楽しいんだろうな。人生を満喫しているんだな』と思います」

マドンナはグラミー賞授賞式の後にソーシャル・メディアで次のように述べている。「サム・スミスやキム・ペトラスといった恐れを知らないアーティストに感謝を伝えたスピーチで私の言ったことに注目するのではなくて、報道陣のフォトグラファーによる長いレンズのカメラで撮られた、顔をゆがめられたクローズアップの写真についてだけ多くの人が話をしている」

「私たちの暮らす世界に浸透している年齢差別と女性蔑視の視線にまた巻き込まれている」

マドンナは次のように続けている。「強い意志で懸命に冒険を続けている女性がいると、罰せねばならないと考えているのよ」

「これまで自分のしてきたクリエイティヴな選択や見た目や着た服で謝罪したことはないし、今後もそうするつもりはない。キャリアの最初からメディアには評判を傷つけられてきたが、それも試練だと理解しているし、先駆的なことをできるのが嬉しい」

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