グラストンベリー・フェスティバルの主催者は来年のヘッドライナーのうち2組が女性アーティストになる予定であることを明かしている。
グラストンベリー・フェスティバルは先日今年のヘッドライナーを発表しており、エルトン・ジョンに加えて、アークティック・モンキーズとガンズ・アンド・ローゼズがヘッドライナーを務めることが決定している。
『ガーディアン』紙のインタヴューで主催者のエミリー・イーヴィスは2024年はヘッドライナーのうち2組が女性アーティストになる予定だと語っており、1組は既に決定しており、もう1組も決定に「近い」状態にあると語っている。エミリー・イーヴィスは2組ともグラストンベリー・フェスティバル初出演となり、これ以上の情報は開かせないとも述べている。『ガーディアン』紙はグラストンベリー・フェスティバルに出演したことのない女性アーティストとしてマドンナとリアーナの名前を挙げているが、それは出演予定というわけではないとも言及している。
今年のフェスティバルは発表されている54組のうち52%が男性アーティストとなっている。今後も出演アーティストが発表されていくが、エミリー・イーヴィスは「出演者のバランスには注力していて、それはジェンダーだけでなく、様々な多様性を考慮している」と語っている。
2019年にエミリー・イーヴィスはジェンダーの比率についてできるだけ「50対50」を目標にしていると語っている。エミリー・イーヴィスは今年のヘッドライナーが全員男性であることを認識した上、女性アーティストの不足を業界の「パイプライン」の問題だと述べている。
エミリー・イーヴィスは今年のヘッドライナーに決定していた女性アーティストがいたものの、ツアーのプランが変更になったせいで出演できなくなり、代わりにガンズ・アンド・ローゼズが出演することになったと明かしている。具体的な女性アーティストの名前は明らかにされていないものの、エミリー・イーヴィスはその女性アーティストを今後5年のうちに出演させたいと語っている。
2023年のグラストンベリー・フェスティバルはヘッドライナーのほか、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジ、リゾ、ルイス・キャパルディ、ザ・ウォー・オン・ドラッグス、チャーチズ、クリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ、サンダーキャット、カーリー・レイ・ジェプセン、マニック・ストリート・プリーチャーズらが出演することが決定している。
広告 ザ・ビートルズの新作ドキュメンタリー『ビートルズ ’64』がディズニープラスで11月29日(金)より独占配信!
Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.