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パルプのベーシストであるスティーヴ・マッキーが亡くなったことがバンドによって発表されている。

フロントマンのジャーヴィス・コッカーは現地時間3月2日に56歳のスティーヴ・マッキーが亡くなったことを発表して、2012年に行った南米ツアーの時の写真を投稿している。

ジャーヴィス・コッカーは次のように述べている。「愛する友人で、ベース・プレイヤーのスティーヴ・マッキーが今朝亡くなりました。家族と愛する人々にお悔やみを申し上げます。この写真は2012年のパルプで南米ツアーを行った時のスティーヴの写真です」

「1日休みがあって、スティーヴがアンデス山脈を登ろうと提案してきました。それで、そうしたのです。完全にマジカルな体験でした。他の日は大抵そうしているように、1日中、ホテルの壁を見つめているよりもずっとマジカルで、スティーヴが実現してくれたのです。人生においても、バンドにおいても。今はアノ時の山に戻って、冒険の次のステージに向かうと考えたいです。安全な旅を、スティーヴ。いつか君に追いつければと思います。すべての愛を」

死因については発表されていないが、スティーヴ・マッキーの妻であるスタイリストのケイティ・グランドはここ数ヶ月、入院していたことを明かしている。

彼女はインスタグラムの投稿で次のように述べている。「全身全霊で闘った3ヶ月の入院を経て、輝かしく美しい夫のスティーヴ・マッキーにさよならを言わなければいけないことにショックを受けていますし、打ちひしがれています。スティーヴは本日亡くなり、私や息子のマーリー、両親のキャスとポール、妹のミシェル、そして、たくさんの友人がこの喪失に胸を痛めています」

「スティーヴは私が会った中でも最も才能のある人物で、並外れたミュージシャン、プロデューサー、フォトグラファー、映像作家でした。人生同様、彼が進出した複数のクリエイティヴな分野で関わった誰からも彼は好かれていました。絶えずスティーヴのために働いてくれた国民保険サービスのスタッフに心から感謝します。彼は言葉を超えて惜しまれることになるでしょう」

スティーヴ・マッキーにはミュージシャンから追悼の声が寄せられており、ノエル・ギャラガーは「安全に、マッキー。あなたは素晴らしい人物の1人だった。大きな愛を」とツイートしている。

レディオヘッドのエド・オブライエンは長文の中でスティーヴ・マッキーを「本当に素敵な人物にしてミュージシャンだった」と評している。

「スティーヴ・マッキーが今日亡くなったと聞いて、どれだけ悲しいかを伝えたい。よく知っているわけではないけど、会った時はいつもあたたかさとやさしさを感じたんだ」として、エド・オブライエンは初めて会った時の逸話を明かしている。

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