メタリカは不穏なニュー・シングル“If Darkness Had A Son”が公開されている。
“If Darkness Had A Son”は“Lux Æterna”、“Screaming Suicide”に続いて、4月14日にリリースされる来たる新作『72シーズンズ』から公開された3曲目の楽曲となっている。
公開に先立って、メタリカは“If Darkness Had A Son”をTikTokで予告しており、80秒のインストゥルメンタル・トラックを公開していた。これはラーズ・ウルリッヒのドラムから始まって、4人のメンバーが徐々に曲を合わせていくものとなっていた。
“If Darkness Had A Son”のミュージック・ビデオはこちらから。
新作のアルバム・タイトルについてフロントマンのジェイムズ・ヘットフィールドはプレス・リリースで次のように述べている。「72の季節。人生の最初の18年間は本当の自分、あるいは偽りの自分を形成します。親から教えられた『自分は何者か?』という概念。自分の人格に関する類型的な分類。こうしたことで最も興味深いのは、こうした核となる信念がその後も考慮され、世界の知覚に影響を与えるということだと思うのです。大人になってからの経験の多くは子どもの頃の経験の再現だったり、反応だったりします。子どもの頃の囚人でありつつ、そうした束縛からの解放であったりするのです」
メタリカは『72シーズンズ』を引っさげて4月からワールド・ツアーを行うことも発表されている。ヨーロッパ・ツアーは2023年4月27日に行われるアムステルダム公演からスタートして、その後、北米ツアーへと続いていくことになる。2024年5月から7月にかけて再びヨーロッパ・ツアーが行われることも決定している。
ツアーでは同都市で2公演が行われる場合には一切同じ曲を演奏することなく、サポート・アクトも違ったアーティストが出演するという。サポート・アクトとしてアーキテクツ、マンモスWVH、ファイヴ・フィンガー・デス・パンチ、アイス・ナイン・キルズ、パンテラ、ヴォルビート、グレタ・ヴァン・フリートが出演する。
メタリカはブリング・ミー・ザ・ホライズン、スリップノットと共に、20周年を記念して4日間で開催される今年のダウンロード・フェスティバルのヘッドライナーを務めることも決定している。
メタリカはアルバム・リリース前日となる4月13日に新作のリスニング・パーティーを世界各地の映画館で開催することも決定している。
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