PRESS

Photo: PRESS

クイーンはライヴの裏側を追った50週にわたるYouTubeのシリーズ動画『クイーン:ザ・グレイテスト・ライヴ』の第6話で“Now I’m Here”を掘り下げている。

1974年発表の『シアー・ハート・アタック』に収録されている“Now I’m Here”はライヴで最も演奏されている楽曲で、ライヴのオープニングで披露されることが習わしとなっていた。

第6話では4つの“Now I’m Here”のライヴ・パフォーマンス映像が使われており、74年のロンドンのレインボーと75年のロンドンのハマースミスでフレディ・マーキュリーが歌うものと2014年のサマーソニックと2022年のラプソディ・ツアーのロンドン公演でアダム・ランバートが歌いものとなっている。

「“Killer Queen”の後にリリースしたんだけど、まったく対照的な内容になった。みんなにまだロックンロールができること、ロックンロールのルーツを忘れていないことを示したかった。この曲をステージでやるのは楽しいんだよ」とフレディ・マーキュリーは『レコード・ミラー』誌に当時語っている。

YouTubeのシリーズ動画『クイーン:ザ・グレイテスト・ライヴ』は2021年3月から50週にわたって公開されたミニドキュメンタリー『クイーン:ザ・グレイテスト』に続くもので、初期のライヴからアダム・ランバートを迎えての復活まで、「50年に及ぶクイーンのキャリアから、貴重な蔵出しライヴ映像や、最新パフォーマンス、舞台裏を明かすインタビュー等が公開される」ものとなっている。

これは『クイーン:ザ・グレイテスト』を初め、『クイーン:ロック・ザ・ワールド』、『クイーン:ビハインド・ザ・ラプソディ』、『クイーン:デイズ・オブ・アワー・ライヴス』、『クイーン・オン・ファイアー:ライヴ・アット・ザ・ボウル』、『クイーン:ライヴ・アット・ウェンブリー ’86』を手掛けたサイモン・ラプトンがまとめている。

先日、クイーンのギタリストであるブライアン・メイは初期の頃は観客がすべての歌詞を歌うことに「苛立っていた」と語っている。

『トータル・ギター』誌のインタヴューでブライアン・メイは当初は思いつくまでに時間をかけた歌詞を観客には聴いてもらいたかったと語っている。「というのも『みんな。聴いてくれ。懸命に取り組んだんだ。何が何でも聴いてほしい』と思っていたんだ。でも、観客というのは止まらないんだよ」

ドキュメンタリー『ボン・ジョヴィ:Thank You, Goodnight』をディズニープラスで見る 広告

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ