マリリン・マンソンは性的虐待で訴えていた女性がエヴァン・レイチェル・ウッドに懐柔されて嘘をついていたと主張していることが明らかになっている。
アシュリー・モーガン・スミスラインは本名をブライアン・ワーナーというマリリン・マンソンを過去2年にわたって性的虐待で訴えていた女性の1人だったが、今回、彼女は申し立てを撤回している。
宣言書の中でアシュリー・モーガン・スミスラインは「嘘の虐待の告発を世間に広める」ように「ウッド氏に懐柔されていた」と述べている。
「私は事実ではないワーナー氏へのレイプや虐待の告発をするようにエヴァン・レイチェル・ウッドやその仲間からプレッシャーを受けて屈してしまったのです」とアシュリー・モーガン・スミスラインは『ページ・シックス』が入手した宣言書で述べている。「最終的にエヴァン・レイチェル・ウッドや他の人にあったことが自分にもあったと信じ始めてしまいました」
マリリン・マンソンの弁護士であるハワード・キングは『ページ・シックス』にアシュリー・モーガン・スミスラインが先週謝罪をするためにマリリン・マンソンに連絡を取ったとも語っている。
「エヴァン・レイチェル・ウッドから抑圧された記憶について何度も質問され、『本当にあったことを思い出していない』と言われることで、彼女はしばらくの間、信じてしまったのです」
エヴァン・レイチェル・ウッドのスポークスパーソンは米『ビルボード』誌でアシュリー・モーガン・スミスラインの主張を強く否定している。
「エヴァン・レイチェル・ウッドがアシュリー・モーガン・スミスラインにプレッシャ―をかけたり、懐柔したりしたことはありません。彼女が受けた虐待についてエヴァンに連絡してきたのはアシュリーのほうでした」とスポークスパーソンは述べている。「残念ながら、連邦訴訟を起こした後にアシュリーが受けた嫌がらせや脅迫が彼女に圧力をかけて、証言を変えさせたように見えます」
2021年2月にエヴァン・レイチェル・ウッドは交際中に虐待を受けたことを初めて告発している。彼女が告白したことを受けて、モデルのアシュリー・モーガン・スミスラインのほか、アシスタントのアシュリー・ウォルターズ、女優のエスメ・ビアンコ、2人の匿名の女性も訴訟を起こしている。
先月、アシュリー・モーガン・スミスラインの裁判は新たな弁護士を見つけられなかったため棄却されている。アシュリー・ウォルターズの裁判も昨年棄却されており、エスメ・ビアンコは今年1月、詳細な内容は非公開で和解に至っている。
マリリン・マンソンは無罪を主張しており、ソーシャル・メディアやHBOのドキュメンタリー『フェニックス・ライジング』で名誉を毀損したとして逆に訴訟を起こしている。
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