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ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストであるスラッシュは2023年の今は全盛期の80年代の振る舞いは許されないだろうし、さもなければ「キャンセル」されてしまうだろうと語っている。

新刊『ザ・コレクション:スラッシュ』のプロモーションで『ヤフー!』の取材を受けたスラッシュは今の時代には「そぐわない」振る舞いが議論を呼んでしまうだろうとして、きわどい逸話をいくつか本から外すことにしたと語っている。スラッシュは2007年刊行の『スラッシュ自伝』ではよりスキャンダラスな内容を扱っていた。

含める内容について考えたかと訊かれたスラッシュは次のように答えている。「そういう文脈では考えてはいなかったね。本当に正直に言って、最近はそこまで考えていなかった」

「でも、言われてみれば、当時やっていた大半のことは今の時代だとキャンセルされてしまうだろうね。今の環境にそぐわないことをやっていた。それはいろんな面でね」

スラッシュは次のように続けている。「当時の多くのことは今の時点では受け入れられないと思う。あの頃はインターネットがなくてよかったよ。まったく違う世界だった。とにかく、そういうことをくどくど語ったりはしなかった。そういうことなんだよ」

ガンズ・アンド・ローゼズは6月30日に初めてロンドンのハイド・パークで公演を行うことが決定している。これは今年10周年を迎えるブリティッシュ・サマー・タイムの一環となっている。

現時点で2023年のブリティッシュ・サマー・タイムではブルース・スプリングスティーン、ビリー・ジョエル、P!NK&グウェン・ステファニー、テイク・ザット、BLACKPINKが公演を行うことが決定している。

先日、ガンズ・アンド・ローゼズのベーシストであるダフ・マッケイガンは今年のグラストンベリー・フェスティバルに出演することを示唆している。ダフ・マッケイガンは初となるハイド・パーク公演を含む今年の夏のツアー・プランについて語るなかで「グラストンベリー・フェスティバルは象徴的なものになるよ」と発言している。

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