レッド・ツェッペリンのギタリストであるジミー・ペイジは今の時代だったらレッド・ツェッペリンは存在していなかっただろうと新たなインタヴューで語っている。
ジミー・ペイジは『ギター・プレイヤー』誌のインタヴューでその音楽と同じくらいビジネスについても完璧主義なのかと訊かれて、次のように答えている。「いいや、そんなことはないよ。でも、そうした完璧主義は正直言うと、すべてのことに適用されている」
一緒に仕事をするのが難しい人間かと訊かれると、ジミー・ペイジは次のように語っている。「いや。全然そんなことはないと思う」
ロバート・プラント、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナムといったバンドメンバーから、そうした印象を受けたことはあるかと訊かれると、ジミー・ペイジは次のように答えている。「そんなことを思っている印象はなかったね」
「常によりよくなるように、よりよくなるように努力してきた。そういうことなんだよ。時に自分のやったことが足りなかったこともある。だから、よりよくなるようにと思ってきた。でも、それは自分なりのことだからね。それはずっと変わらなかった。それが僕という人間なんだ」
ジミー・ペイジは今だったらオンラインにすぐ上げられてしまうので、レッド・ツェッペリンは存在していなかっただろうとも語っている。「まだレコーディングしていない曲をライヴで楽しむだけにやることをよくやっていたんだ」
「1970年のバス・フェスティバルでは“Immigrant Song”をやったんだけど、誰もまだ聴いたことがなかった。今じゃそんな自由さはないよね。オンラインに即座に上げられてしまうから。クリエイティヴなミュージシャンとしてバンドにいるのが楽しかった時代だよね」
先日、ジミー・ペイジはジェフ・ベックの葬儀で彼のことを「物静かな達人」だったと評している。
ヴィック・リーヴスの名前で知られるジム・モイヤーも葬儀には出席しており、葬儀から帰った後、その内容をインスタグラムで伝えている。
ジェフ・ベックとジミー・ペイジの白黒写真を投稿したジム・モイヤーは次のように述べている。「ジェフ・ベックの葬儀から帰ってきたところだ。ジミー・ペイジから最高の弔事があった。彼は『彼は物静かな達人だった』と言っていた。彼はそれはすべてのギタリストに言えたことだと言っていた。彼は正しい。ジェフはギタリストの目指す未来だった。ジェフは惜しまれることになるだろうし、彼の音楽は永遠に愛されるだろう。さようなら、素晴らしい友人よ」
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