ノエル・ギャラガーはバート・バカラックの訃報を受けて90年代に共演した音源が話題となっている。
バート・バカラックは現地時間2月8日にロサンゼルスの自宅で自然死で亡くなっている。享年94歳だった。
ノエル・ギャラガーはバート・バカラックの大ファンで、多くの人物がソーシャル・メディアでバート・バカラックに追悼の意を表している中で彼もその1人となっている。「安らかに、巨匠。知り合いになれたことは喜びでした」
1996年、ノエル・ギャラガーはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでバート・バカラックと共演して、1968年にハーブ・アルパートが歌ったバート・バカラック作曲の“This Guy’s in Love with You”を披露している。
共演はノエル・ギャラガーがヴォーカルで、バート・バカラックがピアノを弾く形で、オーケストラともライヴで共演している。この模様は後にBBCラジオ2でオンエアされている。
共演の音源はこちらから。
1998年のインタヴューでノエル・ギャラガーはオアシスが1994年に発表したB面曲“Half The World Away”が“This Guy’s in Love with You”に影響されたことを明かしている。
「あれはバート・バカラックだね」と彼は語っている。「“This Guy’s in Love with You”のコードはずっと好きで、誰かがギターでの弾き方を見せてくれたんだ。それで、そのコードを使わせてもらったんだよ」
ノエル・ギャラガーは『アイリッシュ・エグザミナー』のインタヴューで次のようにも語っている。「まったく同じサウンドなんだ。訴えられてないのが驚きだよ」
オアシスが1994年に発表したデビュー・アルバム『ディフィニトリー・メイビー』のアルバム・ジャケットではノエル・ギャラガーの座るソファにバート・バカラックの写真がたてかけられている。
Noel Gallagher with Burt Bacharach on the cover of Definitely Maybe pic.twitter.com/cPbVlgotYu
— Oasis Mania (@OasisMania) February 9, 2023
弟のリアム・ギャラガーもバート・バカラックに追悼の意を表しており、「安らかに、バート・バカラック」とツイートしている。
バート・バカラックは全米チャートでトップ40に入るヒット曲を73曲、全英チャートでトップ40に入るヒット曲を52曲手がけており、トム・ジョーンズの“What’s New, Pussycat?”、アレサ・フランクリンの“I Say A Little Prayer”、ダスティ・スプリングフィールドの“The Look Of Love”、ディオンヌ・ワーウィックの“Alfie”、ザ・ウォーカー・ブラザーズの“Make It Easy On Yourself”の作曲も担当している。
一方、ノエル・ギャラガーは6月2日にハイ・フライング・バーズとして通算4作目のアルバム『カウンシル・スカイズ』をリリースすることが決定している。
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