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マイケル・ジャクソンは新たな報道によれば、遺産管理団体によってカタログ音源の所有権の半分が売却されようとしていると報じられている。

『ヴァラエティ』誌によれば、この契約は音楽出版権から生まれる収入、音源や伝記映画『マイケル』、ブロードウェイ作品『MJ:ザ・ミュージカル』から生み出される収入、今後のプロジェクトによる収入の50%を買収するものとなるという。

買収先の名前はふせられているものの、ある金融関係者は最近ザ・ドアーズの包括的な権利を買収したプライマリー・ウェーヴ・ミュージックがマイケル・ジャクソンのカタログの権利の一部を保有していることを指摘している。

3人の別々の情報筋は、この契約がまとまることになれば、権利売却としては最も高額となる、前例のない8億ドルから9億ドルという価格がつくことになると語っている。

ソニーはマイケル・ジャクソンのカタログの権利を生前から死後まで保有しており、長年の弁護士であるブランカと共同遺言執行者であるジョン・マクレインが遺産を管理している。

2016年、ソニーはソニー/ATV・ミュージック・パブリッシングの株式の半分を7億5000万ドルで買収している。ソニーは2018年にEMIミュージック・パブリッシングを買収した際に同社にあった遺産管理団体の25.1%の取り分も買収している。

マイケル・ジャクソンのカタログは音楽界において最も収益性の高いものの一つで、『フォーブス』誌は2018年の時点で死後の収入が24億ドルに達していることを報じている。

1982年発表のアルバム『スリラー』は史上最も売れたアルバムとなっていて、アメリカとカナダではトリプル・ダイヤモンド・ディスクを獲得している。

マイケル・ジャクソンについては甥であるジャファー・ジャクソンがマイケル・ジャクソンの伝記映画で主演を務めることも明らかになっている。『マイケル』と題された映画の監督はアントワーン・フークアが務めることが決定しており、彼は次のように述べている。「マイケル役を発表できることを誇りに思います。キング・オブ・ポップになった人物の歩みを探求する映画になります」

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