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ナイン・インチ・ネイルズのトレント・レズナーとアッティカス・ロスはデヴィッド・フィンチャー監督の次回作『ザ・キラー(原題)』の音楽を担当することが明らかになっている。

11月10日にネットフリックスで配信される『ザ・キラー』はトレント・レズナーとアッティカス・ロスにとってデヴィッド・フィンチャー監督との5度目のコラボレーションとなる。2人はこれまで『ソーシャル・ネットワーク』、『ドラゴン・タトゥーの女』、『ゴーン・ガール』、『Mank/マンク』の音楽を手がけており、『Mank/マンク』ではアカデミー賞の最優秀音楽賞を受賞している。

『ザ・キラー』への参加はナイン・インチ・ネイルズの公式サイトで発表されている。「トレント・レズナーとアッティカス・ロスは映画音楽で10年以上にわたってデヴィッド・フィンチャーとコラボレーションしてきました。デヴィッド・フィンチャーの次回作である『ザ・キラー』のスコアも完成させました。トレント・レズナーとアッティカス・ロスは『Mank/マンク』のデラックス・アナログ盤が発売中であることも発表しています」

『ザ・キラー』はアレクシス・ノレントによる同名のフランスのコミックを原作としている。映画にはマイケル・ファスベンダー、チャールズ・パーネル、ティルダ・スウィントン、アーリス・ハワード、ソフィー・シャーロットらが出演し、『Mank/マンク』に続いてネットフリックスで配信される2作目となっている。デヴィッド・フィンチャーは2020年にネットフリックスと4年間の独占契約を結んでいる。

トレント・レズナーとアッティカス・ロスはピクサーによる『ソウルフル・ワールド』、ジョナ・ヒル監督の『mid90s ミッドナインティーズ』、2月17日日本公開の『ボーンズ アンド オール』のスコアも手がけており、来月リリースされるフィーヴァー・レイの新作『ラディカル・ロマンティクス』の共同プロデュースも手がけている。

昨年9月、トレント・レズナーはロックの殿堂入りを果たした初期のメンバーと貴重なライヴを行っている。ライヴにはトレント・レズナーのほか、クリス・ヴレナ、リチャード・パトリック、ダニー・ローナー、チャーリー・クラウザーといった初期のメンバーが参加している。

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