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ジューダス・プリーストはオジー・オズボーンが怪我のためにもうツアーをしないと発表したことを受けて声明を発表している。

オジー・オズボーンは「忠実なファンに伝えなければならない最もつらいことの一つだ」として予定されていたツアーを中止している。

オジー・オズボーンのサポート・アクトを務める予定だったジューダス・プリーストは声明で次のように述べている。「オジー・オズボーンに愛と応援する気持ちを送ります。私たちを支持してくれるUKやアイルランドのファンには特にそのやさしさに感謝します」

「今は早くみなさんと会える適切な機会を探しているところです。今後、最新情報を投稿していきます。愛を。ジューダス・プリースト」

オジー・オズボーンはツアーからの引退について次のように述べている。「知っているかもしれないが、4年前の2月、背骨を損傷する大きな怪我を負ったんだ」

「そこからの間、自分の唯一の目標はステージに復帰することだった。歌の声は問題ない。しかし、3回の手術を経て、幹細胞治療、果てしない理学療法、そして最近の画期的なサイボーグHALを使った治療法で、自分の身体は肉体的に弱ってしまったんだ」

「ずっと我慢強くチケットを持っていてくれていたことには本当に恐縮だけれど、良心に省みて、今度のヨーロッパ&UK・ツアーに参加するのは体力的に無理だと思うようになった。必要な移動にも耐えられないと思うしね。信じてほしいのだけれど、ファンをがっかりさせてしまうことを言う時はみんなの想像以上に気を落としているんだ」

彼は次のように続けている。「こんな形でツアーの日々が終わることになるなんて想像もしていなかったよ」

オジー・オズボーンは彼のチームが「都市から都市、国から国へと移動することなく、パフォーマンスを行うアイディアを練っている」ところだと述べている。

「家族、バンド、クルー、長年の友人、ジューダス・プリースト、そして、もちろん、限りない献身と忠誠心で応援してくれたファンに感謝したい。夢にも思わなかった人生を与えてくれたことに感謝している。みんなのことを愛しているよ」

「ノー・モア・ツアーズ2」はオジー・オズボーンの健康問題とパンデミックのために何度か延期されて、2023年に行われる予定となっていた。UK公演は5月から6月にかけてノッティンガム、ニューカッスル、グラスゴー、マンチェスター、ダブリン、ロンドン、バーミンガムで行われる予定だった。

オジー・オズボーンは2003年にパーキンソン病と診断されたが、2020年まで公表していなかった。妻であるシャロン・オズボーンはパーキンソン病について「突然人生が止まってしまう」感じだったと語っている。

昨年、オジー・オズボーンは首と背中のピンを外す大きな手術を行っており、退院して自宅に戻ったことを報告している。「今は病院から家に帰って、快適に療養しているよ。ファン全員からの愛と応援を紛れもなく感じているし、手術の間も無事を祈って思いを馳せてくれた全員に大きな『ありがとう』を送るよ」

オジー・オズボーンは今年のグラミー賞で最新作のタイトル曲“Patient Number 9”が最優秀ロック・パフォーマンス賞と最優秀ロック・ソング賞にノミネートされており、“Degradation Rules”が最優秀メタル・パフォーマンス賞にノミネートされたほか、『ペイシェント・ナンバー9』が最優秀ロック・アルバム賞にノミネートされている。

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