ドクター・ドレーは1992年発表のアルバム『ザ・クロニック』が30周年を記念してストリーミング・サービスで配信されている。
スヌープ・ドッグとの“Nuthin’ But A ‘G’ Thang”や“Fuck Wit Dre Day (And Everybody’s Celebratin’)”などを収録した『ザ・クロニック』は今回インタースコープ・レコーズより再リリースされている。
インタースコープ・レコーズは元々デス・ロウ・レコーズとのパートナーシップでこのアルバムをディストリビューションしていたが、今回スペシャルなマーチャンダイズと共に再発している。
「元々のディストリビューションのパートナーであるインタースコープ・レコーズに『ザ・クロニック』を持ち帰ることができて興奮しているよ。長年の仲間であるスティーヴ・バーマンとジョン・ジャニックが再リリースしてくれて、世界中で聴くことができるようになったことは自分にとっても感慨深いよ」とドクター・ドレーは述べている。
インタースコープ・レコーズのスティーヴ・バーマンは次のように語っている。「ドクター・ドレーは間違いなく現代において最もアイコニックで画期的なアーティストの1人です。彼はまた自分のプラットフォームを利用して、非常に影響力のある慈善活動を促進しており、彼の遺産は来たる世代にも感じてもらえるものになるでしょう」
彼は次のように続けている。「ドクター・ドレーのソロ・キャリアは史上最も有名なレコーディングの1つである『ザ・クロニック』から始まりました。このアルバムがインタースコープ・レコーズに帰ってきて、ドクター・ドレーやアフターマスのチームと日々仕事をできることは個人的にもインタースコープ・レコーズの全員にとっても信じられないほど喜ばしいことです」
インタースコープ・レコーズのジョン・ジャニックは次のように語っている。「インタースコープ・レコーズの1日目からこのレーベルの基礎となるアーティストとしてドクター・ドレーの存在は私にとって非常に重要なものでした。ドクター・ドレーと彼の素晴らしい作品群に対する責任を非常に真剣に受け止めており、史上最も重要なアルバムの一つである本作を再リリースして、彼と密接に仕事をできるのは光栄なことです」
また、ドクター・ドレーはユニバーサル・ミュージック・グループとシャムロック・キャピタルに音楽資産の一部を売却する準備を進めていると報じられている。米『ビルボード』誌によれば、音楽資産は2億ドル(260億円)を超える金額で売却されるという。
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