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EMIレコーズはイングランド北部を拠点とする新たなレーベル「EMIノース」を立ち上げることを発表している。

レーベルはリーズから運営され、ロンドン以外でイギリスのメジャー・レーベルが事務所を開くのは初めてとなる。

新しいレーベルはリーズ中心部にあるデューク・スタジオで運営され、クライヴ・コーリーが指揮を執るという。

元々ヨークシャーの出身であるクライヴ・コーリーは現在EMIのマネージング・ダイレクターだが、EMIノースの取締役社長に移ることになる。20年以上のキャリアの中で彼はポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、ベック、ザ・ストーン・ローゼズ、テイラー・スウィフトらと仕事をしてきている。

クライヴ・コーリーは新しい役職について次のように語っている。「非常にシンプルな目標と共にやっとEMIノースのドアを開くことができて喜んでいます。シンプルな目標とは、地元の才能を応援して投資し、新しい観客を見つけ、ビジネスを築く手助けをすることです」

「リーズなどのクリエイティヴ・コミュニティからの反応に圧倒されています。これからが待ちきれません」

ユニバーサルは新たなレーベルについて「イングランド北部にいる最高の音楽的才能と仕事をしていきます」と述べている。

EMIの代表取締役であるジョー・チャリントンとレベッカ・アレンは次のように述べている。「UK全土から新しい才能を発見し、育てることは、我々の活動の生命線であり、歴史あるレーベルのエキサイティングな新章の指揮を執るのにクライヴ・コーリーの右に出る者はいません」

EMIノースはリーズにあるクルー・レコーズとカム・プレイ・ウィズ・ミーと提携することが既に明らかになっている。

リーズは2023年の文化都市に選出されている。

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