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ケイティ・ペリーはビリー・アイリッシュのことを毛嫌いして、スターダムにのし上がる前のビリー・アイリッシュとコラボレーションする機会を断ってしまったことを明かしている。

ロサンゼルスのキスFMのイベントに出演したケイティ・ペリーはキャピトル・レコーズの傘下にあるアンサブのスタッフからビリー・アイリッシュのことを知らされ、コラボレーションする可能性を打診されたことについて振り返っている。

ケイティ・ペリーは次のように説明している。「レーベルの女性がある時にEメールを送ってきて、『この新人アーティストをチェックしてみて。彼女と一緒に仕事をしたほうがいいと思うんだけど……』って書いてあったんだけど、それが“Ocean Eyes”だった。ブロンドの女の子で、『へえ。退屈だわ』という感じだった」

「大きな間違いだった」とケイティ・ペリーは観客の笑いを誘っている。「大間違いよ。これをインターネットに流さないで」

“Ocean Eyes”はビリー・アイリッシュにとって初期のヒット曲で、2017年公開の映画『エブリシング』のサウンドトラックに起用されて、7ヶ国で計21のプラチナ・ディスクを獲得している。他のアーティストからの支持も獲得しており、シャミール、アリシア・キーズ、マシン・ガン・ケリーらがカヴァーしている。

2021年、ビリー・アイリッシュは“Ocean Eyes”をきっかけに名声を得た初期の体験について振り返り、注目が高まって混乱したことを認めている。「外出するのが嫌だった。イベントに行くのも嫌だった。認知されてしまったのが嫌だった。インターネットで多くの目が自分に向いているのが嫌だった。ティーンエイジャーならではのことをやりたかったから」

先日、ビリー・アイリッシュは何度も彼女の家を訪れた人物に対して接近禁止命令を申請している。ビリー・アイリッシュはこうした事件によって自身や家族の安全について「大きな不安、恐怖、精神的苦痛」を抱えることになったと述べている。

一方、ケイティ・ペリーは昨年9月に2020年発表の『スマイル』に続く新作に「まもなく」取り組み始めると語っている。

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