GETTY

Photo: GETTY

ガンズ・アンド・ローゼズのアクセル・ローズ、スマッシング・パンプキンズのビリー・コーガン、アラニス・モリセットは1月22日に行われたリサ・マリー・プレスリーの葬儀でパフォーマンスを披露している。

葬儀はテネシー州メンフィスにあるグレースランドの前庭で行われている。リサ・マリー・プレスリーはエルヴィス・プレスリーの唯一の娘としてグレースランドを相続しており、1月12日にカラバサスの自宅で心停止を起こして、54歳で亡くなっている。

リサ・マリー・プレスリーは2020年に27歳で亡くなった息子であるベンジャミン・キーオの隣にグレースランドで埋葬される。グレースランドにはエルヴィス・プレスリー、両親のヴァーノンとグラディス、祖母のミニー・メイも埋葬されている。

アクセル・ローズは亡き友人に向けて次のように追悼の辞を述べている。「リサは家族のことを愛していて、父親と彼の遺産を懸命に守ってきたことを私は知っています。このような状況で歌うことになるとは、これまで想像できませんでした」アクセル・ローズはガンズ・アンド・ローゼズが1991年に発表した“November Rain”を披露している。

アクセル・ローズは先日、独自の声明で次のように述べていた。「友人であるリサのことが惜しまれます。彼女の息子、子どもだった頃の彼女の父親と同様に現実のこととは思えません」

ビリー・コーガンは1998年発表の『アドア』に収録の“To Sheila”を披露している。「これは計り知れないレベルの悲しみになるだろう。どれだけ悲しいか、表現できる言葉が見つからないよ」

アラニス・モリセットはリンキン・パークのチェスター・ベニントンの葬儀で初披露して、世界メンタル・ヘルス・デイにリリースした“Rest”を披露している。

「鬱や不安、孤独、自殺願望、精神疾患が陥れる深い絶望と闘う私たちのために特別に書かれた曲です」とアラニス・モリセットは説明している。

リサ・マリー・プレスリーの葬儀ではテネシー・マス・クワイアー、生前エルヴィス・プレスリーと友人だったブラックウッド・ブラザースのパフォーマンスも披露されている。

リサ・マリー・プレスリーの母親であるプリシラ・プレスリーはリサ・マリー・プレスリーの長男であるライリー・キーオが書いた手紙を読み上げている。「母にどんな言葉をかけたらいいか、分かりません。実のところ、あまりに多くあるからです。母はアイコンで、ロール・モデルでした。今でも母について知っておくべきこと、理解すべきことをすべては呑み込めていません」

リサ・マリー・プレスリーはマイケル・ジャクソンと1994年に18ヶ月にわたって婚姻関係にあり、2002年には俳優のニコラス・ケイジと結婚している。リサ・マリー・プレスリーが最後に公の場に姿を見せたのは2023年のゴールデングローブ賞受賞式で、バズ・ラーマン監督の『エルヴィス』に関連して母親と共に出席していた。

Copyright © 2024 NME Networks Media Limited. NME is a registered trademark of NME Networks Media Limited being used under licence.

関連タグ