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ビヨンセはドバイの五つ星ホテル「アトランティス・ザ・パーム」で約4年ぶりとなるライヴを行っている。

このライヴは招待制となっていて、ビヨンセが出演することは正式に発表されていなかったものの、2400万ドル(約33億円)の契約で出演することが事前に報じられていた。

ビヨンセはライヴを“At Last”、“XO”、“Flaws And All”で始め、キャリア全体に及ぶバックカタログの曲を披露している。

“Otherside”、“Spirit”、“Bigger”など、『ライオン・キング:ザ・ギフト』から披露された曲にはライヴ初披露のものもあり、娘のブルー・アイヴィ・カーターも出演している。

ライヴの最後では“Drunk In Love”が披露され、噴水からステージがせり上がり、花火が打ち上げられている。

ライヴでは携帯電話やカメラの持ち込みが禁止されていたが、撮影に成功した人物の映像がオンラインでは上げられている。

この日のセットリストは以下の通り。

At Last
XO
Flaws And All
Ava Marie
Halo
Brown Skin Girl (with Blue Ivy Carter)
Be Alive
Otherside
Bigger
Spirit
Freedom
I Care
Beautiful Liar
Crazy In Love
Countdown
Naughty Girl
Drunk In Love

ライヴはビヨンセが昨年『ルネッサンス』をリリースしてから初のライヴとなったが、同作の曲は披露されていない。

ビヨンセは人権が抑圧されているドバイでライヴを行ったことで批判も受けている。UAEでは同性愛が死刑の対象となっている。

先日、ビヨンセはワールド・ツアーに先立って「MeToo」ムーヴメントに関するクルーの身辺調査を行うと報じられている。『ザ・サン』紙によれば、性的不祥事の事例を避けて、「ツアーを安全でフレンドリーな労働環境にする」ためにツアーに先立ってダンサー、バンド、クルーに関する身辺調査が行われる予定だという。

ビヨンセのワールド・ツアーは現時点で発表されていない。

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