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フー・ファイターズのフロントマンであるデイヴ・グロールはコミック・ブックが発売されることが決定している。

『オービット:デイヴ・グロール』と題された本書は「世界に影響を与えた人物」を取り上げるタイダルウェーヴ・プロダクションズの新刊となっている。

このシリーズはマーティン・ギメネズがイラストを、アダム・ローズが原作を手掛けるもので、デヴィッド・ボウイジョン・レノン、オジー・オズボーン、アリス・クーパーのコミックがこれまでに刊行されている。

概要には次のように記されている。「ロックンロールの世界はデイヴ・グロールの登場で震撼しました。ニルヴァーナのドラマー時代から、フー・ファイターズの始動まで、デイヴ・グロールは世界中のファンを魅了してきました」

「このコミックではいろんなデイヴ・グロールを垣間見ることができます。イギー・ポップとの共演、『サタデー・ナイト・ライヴ』への出演、『マペット』シリーズのアニマルとのドラム・バトルなどに、あなたをお連れします。デイヴ・グロールはジャムを続け、刺激を与え続けており、デイヴ・グロールはロックです」

原作のアダム・ロースは次のように述べている。「デイヴ・グロールの天才性に飛び込むことは一言で表現できるでしょう。畏敬の念です。彼の人生と作品群は掘り下げるべき素晴らしい物語です」

先日、フー・ファイターズは昨年の追悼コンサートを除けばテイラー・ホーキンス死後初となるライヴ日程を発表している。

1997年からフー・ファイターズのドラマーを務めていたテイラー・ホーキンスは昨年の3月25日にコロンビアのボゴタで亡くなっている。享年50歳だった。

昨年末、フー・ファイターズはテイラー・ホーキンスが亡くなった後もバンドとしての活動を続けていく声明を発表している。フー・ファイターズは9月にロンドンとロサンゼルスで大規模なテイラー・ホーキンスの追悼コンサートの2公演のみを行っていた。

「フー・ファイターズは27年前に、音楽の持つ癒やしの力、人生が続いていくことを示すために結成されました。この27年間、私たちのファンは世界的なコミュニティ、献身的なサポート体制を築いて、最も暗い時代を共に乗り越える手助けとなってくれました。それは喜び、痛み、希望、恐れを共有する場であり、音楽を通して人生のコーラスに共に参加する場となりました」

「テイラーなしではこうしたバンドにはなっていなかったでしょうし、テイラーなしでは今後も違うバンドになってしまうことも承知しています」

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