ドラマ『インダストリー』への出演で知られるマリサ・エイブラは伝記映画『バック・トゥ・ブラック(原題)』でエイミー・ワインハウスを演じることが決定している。
フォーカス・フィーチャーズとスタジオ・カナルが手を組んだ本作は2018年から交渉が行われてきた。今回、マリサ・エイブラがエイミー・ワインハウスを演じる写真が公開されている。
本作は『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』、『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』で知られるサム・テイラー=ジョンソンが監督を務め、1月16日から撮影が開始される。
『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』でコラボレーションしたマット・グリーンハルシュが脚本を手掛けている。アリソン・オーウェン、デブラ・ヘイワード、ニッキ―・ケンティッシュ・バーンズがプロデューサーを務めている。
このプロジェクトはエイミー・ワインハウスの遺産管理団体が許可を出したもので、エイミー・ワインハウスの曲が使われる予定となっている。「スタジオ・カナル、フォーカス・フィーチャーズ、モニュメンタルが娘であるエイミーの桁外れの音楽的遺産を祝福して、ふさわしい形で彼女の才能を提示するために映画を作ってくれることに興奮しています」と遺産管理団体は述べている。
プレス・リリースには次のように記されている。「エイミー・ワインハウスがやったことすべてに吹き込まれている桁外れの才能、クリエイティヴィティ、誠実さに焦点を当て、90年代のカムデン・ハイ・ストリートの狂気と色彩から世界的な賞賛へと彼女を導いた旅を追うものです。『バック・トゥ・ブラック』は鏡の裏側からこの旅を見て、エイミーが何を見たのか、彼女が何を感じたのか感じるために、セレブリティの鏡像を壊してみせます」
監督のサム・テイラー=ジョンソンは次のように語っている。「エイミーとの繋がりは私が大学を卒業して、ロンドンのカムデンというクリエイティヴで多様性のある地区でぶらぶらしていたときに始まりました。私は伝説的なライヴハウスであるココで仕事を得て、今でもすべての屋台やヴィンテージ・ショップ、ストリートを肌で感じることができます」
「数年後、エイミー・ワインハウスはカムデンで暮らしながら、正直な曲を書きました。私と同じように、それは彼女のDNAの一部となりました。彼女を初めて観たのはソーホーのロニー・スコッツ・ジャズ・クラブのオーディションでした。すぐさま彼女は単なる『才能』ではなく、天才であることが分かりました。映画監督としてこれ以上望むものはありません」
「彼女の重要な遺産である音楽を使って、エイミーの独自で悲劇的な物語を映画する機会をもらって興奮していますし、恐縮しています。脚本家のマット・グリーンハルシュと共に責任を感じていますし、みんなに気に入ってもらえて、大切にされる映画を作るつもりです」
エイミー・ワインハウスは亡くなってから10年となることを受けて、2021年にBBCのドキュメンタリー『リクレイミング・エイミー』が公開されている。
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