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キッスは公式ブートレグ・シリーズ「オフ・ザ・サウンドボード」のリリースが当分は続くようで、ジーン・シモンズは「膨大な音源」があることを明かしている。

キッスは2021年6月に「オフ・ザ・サウンドボード」のリリースを開始しており、第1弾として2001年の東京公演の音源をリリースしている。続けて、2004年のヴァージニア・ビーチ公演、1996年のドニントン公演、1977年のデモイン公演の音源がリリースされている。

ジーン・シモンズは『ヴィンテージ・ギター』によるインタヴューで過去のコンサート音源を保管している「温度管理された大きな倉庫」があり、さらに「オフ・ザ・サウンドボード」のリリースを予定していることを明かしている。「そこには膨大な音源があるんだ。常にそこに行く時間を取って、『何があるか見てみよう』としているんだ」

キッスはソーシャル・メディアで次のリリースを予告しており、インスタグラムで「次にリリースしてほしいツアーはどれだい?」と述べている。

先月、キッスは最後のUKツアーとなる日程が発表されている。キッスは2018年にあの象徴的なユニフォームを脱ぐ前に最後のツアーを行うことを発表している。

インタヴューでジーン・シモンズは引退の理由について「プライドと自尊心」を挙げていた。「ツアーを止める理由はプライドと自尊心、ファンへの愛と称賛のためなんだ」

その後、キッスのジーン・シモンズは最後のツアーを全世界であと100都市でやりたいと述べ、11月に一夜限りのアンコール来日公演を行っている。

また、ジーン・シモンズは現在のラインナップでツアーを終えた後も「考えたこともなかった形で」バンドが続いていくだろうと語っている。

「ツアーをするバンドとしてのキッスは終わることになる。でも、ツアーをするバンドとしてだけどね。キッスは他の形で続いていくよ。4人の20歳の若者がメイクアップを施して、その素性を隠しても問題はないわけだしね」

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