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元パラモアのメンバー、ジョシュ・ファロが、以前のバンド・メンバーとは関係を修復することができたが、自身がパラモアに戻ることはないと述べている。

ジョシュ・ファロは2010年、彼の弟とともにパラモアを離れた後、ブログで自身の脱退について赤裸々に語っていたが、その中で、バンドは「メジャー・レーベルによる生産物」だったとし、他のメンバーがリード・シンガーのヘイリー・ウィリアムスより「重要でない」扱いを受けていたと訴えていた。これに対してヘイリー・ウィリアムスは、ジョシュ・ファロの脱退した日は彼女の人生で最悪の日だと発言していた。

ジョシュ・ファロは現在ソロ活動を行っており、「ファロ」の名で楽曲をリリースしている。『NME』に対しジョシュ・ファロは、ヘイリー・ウィリアムスおよび他のバンド・メンバーとの関係について、2010年にあのような投稿はしたが、今は「仲直り」していると語り、将来はもっと良好な関係になるだろうと述べている。

「毎日会ったりしてるわけじゃないけど、もちろん顔を合わせることもあるだろうし、今は全然平気さ。バッタリ会ったら、昔からの友達みたいに話せるよ。悪い別れ方をした誰かと仲直りできたと分かるのは、いい気分だよね」

「いつか俺たちはまた本当にいい友達同士になって、つるんだりできるかもしれない。でも、今は『あの喧嘩で負った生傷は痛かった、互いに話したくもなかった』っていう段階の次のステップにいる。今はそういう踏み石の上で、お互いに顔を合わせても大丈夫、気分も害さないって感じることができてるのさ。もしかしたらこの次は、一緒にどこかへ遊びに行こうっていうステップかもしれない。分からないよ。もしかしたら近々そうなるのかもしれないしね」

ジョシュ・ファロは現在、自身のソロ活動に専念しており、パラモアに戻る可能性を否定した。「以前はそう(バンドに戻ると)考えたこともあるけど、今はないと思う。もし戻ってきてと頼まれたら面白そうだけど、そうなるとは思えないね」

2015年にはベーシストのジェレミー・デイヴィスがパラモアを離れ、これによりバンド結成以来、6人が脱退したこととなっている。ジェレミー・デイヴィスは2005年からバンドに在籍しており、パラモアの発表している4枚のアルバムすべてでプレイしていた。

パラモアの現時点での最新作『パラモア』は、2013年4月にリリースされている。2015年にはヘイリー・ウィリアムスはバンドの近い将来について疑いをかけており、「次に何が起こるか分からない」と語っていた。

ジェレミー・デイヴィスのいないパラモアのステージは、今年3月開催のクルーズ・ライヴ、パラホーイとなっている。

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