ジョニ・ミッチェルはアメリカ議会図書館によってガーシュウィン賞が贈られることが決定している。
ジョニ・ミッチェルはワシントン州で3月1日に行われるトリビュート・コンサートで賞を贈られることになるという。
ガーシュウィン賞は2007年に設立されたもので、これまでにポール・マッカートニー、スティーヴィー・ワンダー、ポール・サイモン、ライオネル・リッチーらが受賞しており、ジョニ・ミッチェルはそうした重鎮に加わることになる。
2013年に受賞したキャロル・キング、2019年に受賞したグロリア・エステファンに続いて、ジョニ・ミッチェルは3人目の女性受賞者になる。
「ジョニ・ミッチェルの音楽とアーティスト性は、何世代にもわたって共にあった楽曲の独特の声によってフォーク・ミュージックを超えて、アメリカ文化や全世界に大きな印象を与えました」とアメリカ議会図書館員のカーラ・ヘイデンは述べている。「ジョニ・ミッチェルの音楽は多くのアーティストや音楽愛好家に歌われてきました。この音楽的天才にガーシュウィン賞を授与できるのは光栄なことです」
受賞を受けてジョニ・ミッチェルは「これは非常に名誉ある賞です」と述べている。「私を評価してくれたことに感謝します」
3月1日に行われるトリビュート・コンサートでジョニ・ミッチェル自身がパフォーマンスを行うかどうかは現時点で明らかになっていない。
先日、ブランディ・カーライルはジョニ・ミッチェルが23年ぶりとなる正式なライヴを来年行うのではないかと語っている。
『ザ・デイリー・ショウ』に出演したブランディ・カーライルは司会のトレヴァー・ノアにジョニ・ミッチェルが来年6月にワシントン州グラント郡でステージに立つ予定だと明かしている。ブランディ・カーライルは27500人収容のゴージ・アンフィシアターで6月9日に公演を行う予定となっているが、翌日の同会場でジョニ・ミッチェルがライヴを行うと語っている。
ジョニ・ミッチェルは昨年7月、1969年以来となる形でニューポート・フォーク・フェスティバルにサプライズで出演して、「ジョニ・ジャム」と銘打って13曲を披露しており、ブランディ・カーライルと共に“Carey”、“A Case Of You”、“Big Yellow Tax”といった曲を演奏している。
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