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デヴィッド・ボウイは1973年発表の『アラジン・セイン』の50周年記念盤が再発されることが決定している。

1972年発表の『ジギー・スターダスト』に続いてリリースされた『アラジン・セイン』は1973年4月13日に発売されている。『ジギー・スターダスト』のスターダムを受けて制作された本作は大半の楽曲がアメリカ・ツアー中に書かれている。

今年の4月14日にリリースされる再発盤は同じマスター音源によるハーフスピード・マスタリングによるLP盤とピクチャー・ディスクのLP盤の2種類が発売される。

プレス・リリースによれば、再発盤は「オリジナルのマスターテープから修復された192khzを使って、カスタマイズされたニューマンのVMS80でカッティングされており、転送時の追加処理は行われていない」という。ハーフスピード・マスタリングはAIRスタジオでジョン・ウェバーが手掛けている。

リリース発表を記念して“The Jean Genie”の4Kでリマスタリングされたミュージック・ビデオが公開されている。

『アラジン・セイン』はロンドンのトライデント・スタジオとニューヨークのRCAスタジオでレコーディングされ、デヴィッド・ボウイとケン・スコットの共同プロデュースとなっている。ミック・ロンソン、トレヴァー・ボルダー、ウッディ・ウッドマンジーというラインナップによる最後のアルバムで、ピアニストのマイク・ガーソンも参加している。

昨年、デヴィッド・ボウイは1971年12月発表の『ハンキー・ドリー』のリリースへと繋がる、1971年という約12ヵ月間のホーム・デモやスタジオ・ライヴ音源といった未発表音源と共にまとめた4CD+Blu-Rayオーディオの5枚組ボックスセット『ディヴァイン・シンメトリー』がリリースされている。

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